ドレミが読めないと音楽はできないのでしょうか??

今回は楽譜に書いてある音階 「ドレミファソラシド」について私が驚きを受けた経験を書いていこうと思います。

ピアノやオーケストラで使われるような管弦楽器、打楽器のシロフォンやヴィブラフォンなどの楽譜は当たり前ですがドレミの音階が書いてあります。楽器初心者はまずはドレミの読み方から教わります。
私も中学生で吹奏楽部に入部するまではリコーダーぐらいしか音楽に携わっていなかったためまずはドレミの読み方から入りました。
ドレミを覚える→運指を覚える という流れが当たり前だと思っていました。

カルチャーショックを受けた軽音楽畑のベーシストの話

 大学時代に吹奏楽部で低音楽器が足りないためバンドでベースの経験のある人にヘルプを頼んだ時の話です。「宝島」と「オーメンズオブラブ」の楽譜を渡したのですが「このままの楽譜では演奏できない」と言われました。最初は何を言われているのかよく分かりませんでした。よくよく話を聞いてみるとその人はTAB譜(ドレミの音階の下にこの音は何番目の弦の何番目のフレットをおさえると書かれた楽譜)で演奏をしていたため吹奏楽のドレミだけの楽譜というのは経験がなかったそうです。幸いにもドレミを読める人だったため自身でTAB譜を作成して本番に臨んでくれました。その人の話ではバンドをしているベーシストの中にはドレミを読めない人が結構いると聞きました。TAB譜が読めればドレミを読む必要がないという考えだそうです。
私の中ではドレミの読みを身に付ける → 運指を覚えるという固定概念がありましたが全く別の世界があるという事に気づかされました。
もちろんドレミが読めない事が悪いと言いたいわけではありません!世の中にはドレミを読めないなんて・・・と思う人もいるかもしれませんがそもそもその考え自体が間違えているんだと気づかされた一幕でした。



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