吹奏楽 小編成の中音楽器について 前編

みなさんこんにちは!今回は小編成バンドにおける中音楽器の役割や考え方について書いていきます。中音楽器については

前編 人数が少ない場合の問題点
中編 各楽器の役割
後編 前編 中編をふまえて各問題点の解決方法
の3部構成で書いていきます。

別の記事でも書いた通り中音楽器は ホルン トロンボーン ユーフォニウム テナーサックスとします。

まず中音楽器の主な役割ですがこれは大編成でも同じで
①ハーモニーの形成
②迫力のある大音量
③メロディーを引き立てる対旋律の動き
です。

では人数が少ない場合に発生する問題点について書いていきます。

①ハーモニーについて 一般的に市販されている楽譜は各楽器にある程度人数がいる事を想定されて作られています。ユーフォニウムやテナーサックスは基本的に1パートですが、ホルンやトロンボーンは3〜4パートに分かれています。ホルンやトロンボーンが一人もしくはいない場合は大事なハーモニーの部分がごっそり空いてしまいます。

②音量について 中音楽器は大きな音の出る楽器が多いです。特にトロンボーンはベルが前を向いており音がダイレクトに観客に伝わります。人数が少ないとどうしてもバンド全体の迫力が欠けてしまいます。

③対旋律の動き トロンボーン以外の中音楽器に多い対旋律の動きです。対旋律を担当する人数が少ないとうまくはまらず、何をしているのかわからなくなりますし、多すぎてメロディーより目立ってしまうこともあります。

これらの問題点は工夫次第である程度カバーできますので後編部分で書いていきます。

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