ハブ1グランプリ11月大会に呼ばれて出てきた話
元Bコースのハブさん、現ハブサービスさんにお声をかけて頂きまして、ニコ生のハブ1グランプリ11月大会に、ゲストコメンテーターとしてのこのこのと出てきました。
ハブ1グランプリて何?
と思ってる皆さんに説明しますと、ハブさんとハブさんが、トーナメント方式で戦うという大会です。
何言ってるかわかりますか?
ハブさんがギャグと、タイツ芸でそれぞれブロックで戦い、勝ち抜いてきたギャグとタイツ芸が、決勝で合間見える、という熱い戦いのトーナメントなわけです。
これ読んでもまだ何言ってるかわからない方がいるなら、現物を見てもらうしかない。
ニコニコ動画で検索して見ればいい。
で、司会は元ポテト少年団菊地さんで、俺の他のゲストコメンテーターとして、水野しずさんがいました。
基本的には三人でハブさんが次々とギャグやタイツ芸を披露するのを見ながら、やいのやいの言ってるわけですが、それにしてもハブさんは天才だ!
まずですね、これが11月大会ということからわかるように、これ、毎月やってんですよ。
で、トーナメントなわけですよ。
つまりですね、ギャグとタイツ芸を、毎月16本新作作ってるわけですよ?
やろうと思わないよ、普通。
でも、ハブさんはやるのだ。何故なら、それがハブという芸人の生き様であり、改名したサービスの部分でもあるから。
サービスというのは過剰である。
本来、無くても支障をきたさないものなのだ。
でも、人は人にサービスをしたくなるものなのだ。
それは親切心である。
『愛は負けても親切は勝つ』と言ったのは、アメリカのSF作家カート・ヴォネガットであるが、彼は人類の最終的な干渉は愛である、という聖書の教えを覆すかのように、親切こそが人間が誇るべき叡智である、と宣言した。
ハブサービスが行う芸も、正にそれである。
ハブさんは、誰に望まれたわけでもなく、芸を、笑いを提供し続ける。
それこそが、己の運命とでも言い出しかねない勢いで。
全てが大爆笑である必要はない。でも、そのうちのどれか一つは、この動画を見ている誰かの心に深く突き刺さるかもしれない。
それのみを信じてギャグとタイツ芸を作り続けるのだ。
勿論、それを作るハブさん自身が一番楽しんでいる。
水野しずさんが、ハブさんに「見てる私たちは楽なだけで申し訳ない」みたいなことを言った時ハブさんは「僕は楽しんでるだけなんで」と返答したのが何よりの証拠だ。
ハブさんが楽しんでることがそのまま、我々にとってのサービスとなっている。
勿論、それはサービスなので、いつそれがハブさんの手から取り上げられるかわからない。
本人が「サービスやめた」と言ったら、それまでなのだ。
そうすると我々はハブさんから与えられていた過剰を、なくしてしまうのだ。
そうなる前に、ハブさんのサービスを、できるだけ多くの人に知ってもらわなければ、罰当たりというものなのだ。
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