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『パグマガ』より。 その1

さて、先日の記事でこのように書いたら、なんと、こちらが連絡をする前に編集長が自らコメント欄で転載の許可をくれたのです。

なんて心の広い人であろう。

と、いうわけで、およそ10年前の、未来のことなど何も考えてない若者が人様の目にとまる紙媒体に書き流した奇文の一つを紹介します。

改行など全くしてないのは、当時のこだわりでしたが、今読むと読み難いったらない。

試しに改行して読みやすくしたところ、この奇文の落ち着かなさが損なわれてしまったので、当時のままで載せます。ひらがなとかの誤字っぽいのは、わざとです。

読むと疲れるかもしれませんが、知ったこっちゃございません。

じゃ!


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フリーマガジン『パグマガ』連載コラム

「俺はお前の噛ませ犬じゃい!」

ナイナイナーイ、愛じゃなーい、ナイナイナーイ、恋じゃなーい、ナイナイナーイ、ゴングが置いてなーいー、ポウッ(ギックリ腰)! と、いうわけで皆さんコンチ・マタ! デス電所のアホこと神です。神なので自分のことを我輩と呼ばせてもらいますが、我輩は最近引っ越したのだ。都島区内から……都島区内に! ……え? そんな小範囲の引越しなんて意味ないって? アホのすることだって? ひょっとしてアンタ、ホリエモンじゃないかって? 断じて違う! 意味のない引越しなど、神である我輩がするわけがない! 意味のない行動ならよくするが(全裸で両手に互い違いの靴下をはめただけの姿で「フッケバイン! フッケバイン!」と連呼しながら押入れのふすまを開けたり閉めたりしながら「今自分がこうしている間にも自殺する若者は後を絶たない……」と社会を嘆いたり、等)。さらに我輩はアホではない! アホな行動ならよくするが(夜中に「おはようございますっ!」と言うなり爆睡、等)。さらにはホリエモンは断じて……アホだな! うん。あいつはアホです。つまり何が言いたいかというと、最近引っ越したのだが近所のコンビニと本屋に週刊ゴングが置いてないってことが言いたいんで・す・YO! あーいとぅいまてぇーん! 何で我輩が謝らねばならんのだ。謝るべきは近所のコンビニと本屋ではないか? 週刊プロレスは置いてあるのに。確かに週プロのほうが写真も字も大きいので読みやすくて大変助かりゅのだが、我輩は週ゴン派なのだ。週ゴンが読みたいのだ。何? そんなに読みたいなら取り寄せればいいじゃない、だと?愚か者(野良猫に)! 週ゴンが読みたいっていっても、買うほどじゃないときもあるだろうが! 取り寄せしちゃったら貴様……買わなきゃいけなくなるだろうが! 毎週買っていた時期があった。「今後の資料に」として溜めていた週ゴン……。床に積み上げられた驚くべき量の週ゴン……。一度も開かなかったんだぜ! 引越しの際に全部廃品回収に出してやりましたよ! ええ、邪魔ったらなかったですよ、全く。なので読みたいけど決して毎週買うことはしないようにしたのだ。なのに……これでは読むことすら出来ないじゃないきゃ! パパッペポイ! なので最近は水曜日になる度に少し遠出して週ゴンの置いてある本屋まで出かけることにしているのだが、その店、立ち読みに厳しいんです。この状況を例えるならそう、家訓が厳しい少し小高い丘の上に住んでいる大好きなあの少女の姿を、そっと遠くから眺める行為に近い……そしてその少女の得意技はアームブリーカーで腕を極めたままからの卍固め……ギブ、ギブアップですお嬢様……。ハッ。いけない、つい妄想の中で我輩は執事になってしまっていた。何の話だっけ? ああ、そうか、『世界一性格の悪い男、鈴木みのるの性格がどれほど悪いのかを考えようの会』の会議の途中だったな。えーとあれじゃない? 夏休みの宿題のあさがおの蔓を隣の家の雨といにこっそり絡めちゃうとか? 翌朝小学生混乱と不安、緊張からの失禁、それをロケバスのモニターで笑いながら見る鈴木みのる。これくらい悪いんじゃないかなー? 以上! 解散!

2006年 7月

#雑記 #パグマガ

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