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自分への道

ずーっと自分の人生は、

『社会の条件次第で変わってしまう』

そう思っていた。そう信じていた。そういう物だとあきらめていた。

例えば、会社の給料や人間関係、生まれてきた家の環境・経済状況…自分の幸せは全部、そういう条件で決まってしまう。だからいい会社に入れたら…給料は上がるし、今より人生は上向いて幸せになれるに違いない…そう思い込んでいた。

…ちょっと前の...10年前の自分の感覚です。幻だね…(笑)

そんな風に自分の幸せや人生を『丸ごと』社会に・環境に・世界に預けてしまっていたんだよね。自分の幸せは条件次第…。自分が全てを変えられる…目の前の現実(ひどい会社でね…給料安いとか、人間関係最悪とか、いい加減で危険で…全部丸投げして来る所とか…)を変えられるって信じてなかった。全てそんな条件で働かせている会社が、そんな風にしか運営できない経営陣が悪い、と心底思っていたし、恨んでいたんだよね。

『自分が大変なのは会社のせい』

そう思っていた。

でも…今なら分かる。

自分で全て変えられる。

全部だ。

『自分の為に何をしてあげられるか??』いま必要な事をただやってあげればいいだけなのだ。それで全ては変わっていく。

当時の自分がそれを聞いたら…間違いなく『どうやってやるって言うんだよ!?』と食って掛かって来たことでしょう。

いいでしょう。当時の自分、お答えしましょう。(笑)

まずは、『全て自分が選んでいる』という事を自覚して理解しよう

会社が…とか、社会が…とか、家が…とか、同僚が…とか、自分が外の誰かに『やらされている』という考え方を見直していく所から始めなくてはいけない。やらされているのではなくて、『やらされている自分』を自分が『受け入れてしまっている』事に気が付かなくてはいけない。そんな環境に居る事を嫌々ながらも『受け入れてしまっている』自分に気が付かなければいけない。そんなひどい事を言ってくる同僚に『何も言わない自分』を、自分が『受け入れてしまっている』事に気が付く必要がある。

全て自分が『そんな自分』を『仕方がない』と思っているのだ。吐き気を覚えながらも受け入れてしまっているのだね。感情的には反発していても、行動が起こせない。

『行動を起こさない方』『選んでいる』のが分かるかな?

何かを言ったり、何かを変えたり、食って掛かったりする事を選べないから、『選ばない』のだ。

『やらない』を選んだのは自分である事に気が付こう。

なぜ『自分が選んだ』を自覚しないといけないのか?

それは選択肢が自分にある事をはっきり自覚してほしいからなんだよね。

全て自分で選べる事を思い出してほしいのだ。全ての選択権が自分にある。だから何だって選べる。何だってできる。我慢や好きな事、嫌いな事まで『やる・やらない』を自分が選んでいいのだ。

何かをやった時の『結果』が怖いと言うのなら、『出来ないから』やらない方を選んでもいいのだし、結果が怖くても自分の為に『やってあげる』を選んでもいい。

どちらでもいいのだ。

ただ、自分が選択をした。全部自分の選択であった。他の誰の意思や考えも関係ない。

全て自分が選んだ。

全て自分が選んでいる。

その事を自覚をしよう。最初は腑に落ちないだろう。『あいつらがやらせているんだ!』そんな風にしか思えないかもしれない。でも、そうやって自分に全ての選択権があって、全ての自分の事を自分が決めていけると自覚出来たなら…

自分の人生を、自分自身の手に取り戻せるのだ。

自分の人生の『全ての選択権』を自分の手に取り戻せる。

全て自分が決められる。どうしたいのか?何ならできるのか?何を望み、そのために何をするのか?その全てを自分で決められるのだ。

どんな社会やどんな環境の中でも、自分の為に何を選択するのか?それを決める事の出来る力に目覚めよう。全てはその手に最初から握られていた事を思い出そう。

…でも…きっと当時の自分は…まだ納得は出来ないだろうね…(笑)

そう、これは自分への道への第一歩だからね。

ただ、ここから始めよう。ここがスタートだ。

本当の自分。

本当の自分の人生。

そこにつづいていく道の始まりだ。

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