不登校の子に知って欲しいN中等部という選択肢

今日は2022年の春まで通っていたN中等部について書いてみようと思います。まず、N中等部と聞いて皆さんはどんなところを想像しますか?
中学校みたいなとこ?それとも普通のフリースクール?など色々考えるところはあると思います。

僕は約10ヶ月間中学卒業までの間、通っていました。そこで色々な経験をすることができました。

家から一歩でも踏み出す勇気

僕の不登校人生が始まったのはそんな数ヶ月前などの話では当時はありませんでした。遡ること約5-6年前です。ちょっとした揉め事で友達から無視されたり噂を言われまくったり男女問わず蹴られたり嫌なあだ名で呼ばれたりと少しずつエスカレートしていきました。その後、ついに学校に行きたくないと思い始めてちょくちょく休むことが増えるようになりました。小学校卒業するときも遅刻していく日が多々ありました。

中学に入ってもそれは変わりませんでした。いざ、通ったものの同じいじめの続きが始まり親にも理解されず最終的には自分の唯一の居場所だと思えた部活動のみ参加するようになりました。
勉強は家でしながらビジネスも勉強しての繰り返しでした。

3年生の春ごろのことです、もうこの先どうやって生きていくんだとか思っていたときにN中等部というところを知りました。僕はフリースクールは前から色々なところにあるのは知っていましたが結局自分のためになるところじゃないと思い込んでしまい通う気は全くありませんでした。
そんな時に親から見せられたカリキュラムなどの内容に非常にワクワクさせられました。プログラミングや基礎的な勉強まで自分にとって今欲しいと思える環境が揃っている施設でした。

早速、試験を受けてN中等部 名古屋キャンパスに入ることになりました。入った当初は全員でも20人いないくらい?(今は倍以上の生徒さんがいます)かなという感じの少数でやりたいこともできて非常に僕にとっては楽しい環境でした。
今は分かりませんが名古屋大学に通ってる勉強を教えてくれるTAさん(アルバイトなどの学生さん)が非常に楽しく教えてくれて色んなことを学びました。
他にも、プログラミングや恋愛をすることもできて人生にとって大きな分岐点にもなりました。

N中等部の良いところは一人一人に合ったペースで学習することができるので「勉強に追いつけないと不安 …」といったことも無いので安心して学習することができます。困り事があった際にもTAさんやキャンパス長にも相談することができます。

今不登校などで学校に行けない子も時代の流れと共に増えてきて学校側としてもN中等部などのような施設への理解も高まってきています。
実際、自治体にもよりますが僕の地元の学校ではN中等部への登校が出席日数としてカウントされていたのである程度の配慮もしてもらえます。

高校進学への道

N中等部と同じ系列でN高等学校という高校があります。N中等部通学コースに通っている生徒は学校での生活態度に問題などがなければ試験など無く進学できる制度があります。こういった制度を使っていくことで先のことも考えていくことができると思います。

まとめ

今、将来の夢なども持っているけど不登校などが原因で閉ざされてしまっている方もいると思います。
N中等部をぜひ検討していただきもっと知りたいなど疑問などがあればぜひTwitterのDMからご相談ください。

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