文字をアウトライン化しながらPDFを配置する Illustrator スクリプト

Illustratorに配置したPDFの文字をアウトライン化できたら嬉しい状況があります。例えば，事情によりIllustrator編集機能を保持していないPDFからデザインを復元したいときなどです。

これは［透明部分の分割・拡張］でできるのですが，オプションの設定項目が多く覚えきれません。毎回配置して透明部分の分割ダイアログを出す流れを繰り返すのも面倒です。

そこで今回は，文字をアウトライン化しながらPDFを配置するIllustrator用スクリプトを紹介します。

動画で見てみたい

あらましを教えて

Illustratorでダイアログを表示してPDFを配置し，続けて自動的に文字をアウトライン化するスクリプトです。フォントが埋め込んであれば，環境にフォントファイルがなくても見た目通りアウトライン化できます。

PDFの1ページ目のみを配置する pdfOutlinePlace.jsx と，配置ページ番号をダイアログで指定できる pdfOutlinePlaceWithOpt.jsx の2つがあります。

どのバージョンに対応してるの？

Illustrator CS6(v16)かそれ以降のバージョンに対応しています。CS6からの機能を使うため，それ以前のバージョンでは動きません。

動作確認済み
• macOS 10.14(Intel), 11.7/12.0(Apple Silicon), Windows 10
• Illustrator CS6(v16)，2015.3(v20)〜2023(v27)

使いかた

アクティブなレイヤーが編集可能な状態でスクリプトを実行するだけです。pdfまたはaiから対象のファイルを選ぶと，配置＆アウトライン化されます。

買う

ぜひ購入していただき，下のリンクからダウンロードしてください。