「感情の衰え」と「前頭葉の衰え」
こうやってnoteに投稿するようになってから思う。
「案外、書くことないな(笑)」と。
投稿してみようと思った理由はいくつかあるが、
頭の中に色々な考えや思いが浮かぶので、それを書くことでスッキリさせたいという思いも理由の一つだった。
しかし、何か深いことを考えている時なんてそんなにない。ということが分かった。
毎日ハッピーで、全く悩みがないというわけではない(笑)
日々色々な出来後は起こるし、色んなことを考えてはいるのだが、いざ書こうとすると、何も浮かんでこない。
「これが『生みの苦しみ』というやつか!」なんて、文豪でもないのに言ってみる。
まあ、昨日の夜に気になって調べていたことでも書いてみよう。
40歳の半ばにさしかかってきて、脳の衰えを強く感じたことはまだないが、感情の衰えを感じるようになってきた。
昔に比べて、喜怒哀楽が弱まったように思う。
この世界で生きていくことに慣れたということなのだろうか。
しかし果たして、このままでいいのか。
気になって何となく調べていたら、前頭葉の衰えということを知った。
前頭葉は感情のコントロールを司る脳の部分で、そこが衰えていくと、集中力が減り、キレやすい老人になるそうだ。
感情の衰えとは別の話のようにも思えたのだが、何となく気になった。
新しい経験や、少し難しい挑戦をしないと、どんどん衰えてしまうらしい。
新しい経験や難しい挑戦が減るということと、感情の衰えは、何となく似ていると思った。
年を重ねるにつれ、いわゆる自分のコンフォートゾーンが分かってくる。
そして、過去に経験した悪いことや悪い感情を繰り返さないよう、似たような出来事やシチュエーションを避けるようになる。
過去の経験から学ぶのは大事なことだが、そういった痛い思いや苦い思い出が私たちの世界を狭くする、というのもまた事実だ。
そこから抜け出すには、「過去は過去」と割り切ることが肝要になってくると思う。
一つ一つの経験は、たとえ似通っていたとしても、それぞれ違っている。
周りの環境も、その時の人間関係も、自分自身も、自分の視点からだと同じに見えてしまうかもしれないが、同じ状況というのは一つとしてない。
状況が違えば結果も変わってくるのだ。
嫌な思い出を振り切って、また飛び込むというのはとても怖い。
失恋を繰り返した時に例えてみると分かりやすいかもしれない。
「どうせまた別れることになって嫌な思いをする」。
「どうせこの人だって浮気する」。とか。
つらい思いを抱えたまま次に進むなんて、到底無理だ。
無理に進んでもうまくいかないことが多かったりする。
過去はあくまで過去。
一つの経験。
別れたら悲しいし、浮気されたらつらいのは当たり前。
でも、それも一つの経験であって、次に同じことが起こるというわけではないし、また浮気されることになるかもしれない。
生きていれば色んなことが起こって当たり前。
その時々の思いをたくさん噛みしめて、味わって、嫌だけど向き合って、それから、落ち込むでもなく、期待するでもなく、受け入れる。
まあ、「言うは易し行うは難し」ではある。
少し脱線してしまったので、話を戻して。
そういった過去を割り切る、もしくは、受け入れて、新しい挑戦をすることで、前頭葉の衰えを防ぐことができる。
新しい挑戦は、たとえば、少し難しいチャレンジをしてみる、少し難しい本を読んでみる、行ったことのない国に行ってみる、少し不便な生活をしてみる、などである。
人間関係でも、仕事でも、趣味でも、恐怖心に負けず、常にチャレンジしていくこと。
新しいチャレンジのいいところは、続けていくことで、前頭葉の機能が強くなっていくことだ。
メンタルが強くなる。集中力が高まる。そしてまた新しいチャレンジができる。
まさに良いサイクルとなる。
それに、新しいチャレンジが新しい感情や様々な思いを生んでくれ、感情豊かに、人生豊かになるんじゃないだろうか。
そんなことを調べていた夜。
英語のリスニング練習用にダウンロードしたアプリ。
ちょっと難しくて、聞いていて疲れるから何となく使わなくなっていた。
また聞こうかな。と、思った。
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