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【NAYUTA:東京電脳R 】世界観#1 - 救世主現る【考察】

はじめに

本noteでは、NFTアートプロジェクト「NAYUTA:東京電脳R」の世界観・設定・ストーリーについて考察していく。
本noteに記載する内容は、あくまで一個人の解釈なので、ご認識のうえ、お楽しみいただけば幸い!
本noteは8/26(金)に公開された「世界観 #1 - 救世主現る」について考察する。下記noteで公開されているので、本記事を読む前にてチェックしていただきたい!


考察

明らかになった事実と事実からの推察

世界は暗黒の時代である

自律分散を掲げ、行き過ぎた個人主義と共に民中は暴徒と化す。
体制へ石を投げるゲリラ・テロ集団が世界中に蔓延る暗黒の時代が訪れた。

NAYUTA:東京電脳R 世界観#1 - 救世主現る

上記は、「#1 - 救世主現る」の序文である。ヒトの業は争いであることを説いている。これはNAYUTAのテーマなのかもしれない。
NAYUTAの世界(少なくとも#1では)どうやら争いの絶えない暗黒時代のようだ。どこかの国と国が争っているというわけではなく、個人やコミューンのような小さなコミュニティ(もしくはそれらが肥大化したコミュニティ)が体制に対して、ゲリラ・テロ活動を行っているように読み取れる。


「108の爆音」は何者かの指示により起こされている



「これが最後の確認です」

「…」

「本当によろしいですか?」

「…」

「…」

「…やれ」



祭囃子のようにリズムを刻む108の爆音。

行方不明者は数知れず、星の数ほどの死傷者。

世界主要各国の中枢機関を軒並み停止させる、人類史上最悪と評されるテロだった。

NAYUTA:東京電脳R 世界観#1 - 救世主現る

混迷を極める世界で、人類史上最悪のテロが発生する。何者かの指示により行われている。108の爆音で世界主要各国の中枢機関を軒並み停止させるほどであるため、指示したものは相当の力があるものと思われる。


オカモト財閥会長)SATOJI OKAMOTOによる救世

このとき、誰もが諦めただろう。平和な社会の再建を。

誰もが確信しただろう。この世界の終わりを。

地球上から希望が失われたそのとき、ある1人の救世主が彗星の如く現れた。

SATOJI OKAMOTO。
オカモトロボティクスの創業者であり、オカモト財閥の会長である。

NAYUTA:東京電脳R 世界観#1 - 救世主現る

SATOJI OKAMOTOという人物が「108の爆音」が起こったあとの世界の再建に貢献し、救世主とされている。

SATOJI OKAMOTOは義体

Genesis #10 - SATOJI OKAMOTO

こちらのアートワークをよく見ると、体の至る所に線が入っている。両腕には、椅子から伸びたワイヤーが刺さっている。これらの特徴は生身の人体では考えづらく、おそらく全身が義体(人工的に作られた人体)であると考えられる。


疑問に思ったこと

「108の爆音」はなんと呼ばれているか?
世界的な大事件、きっとなんらかの呼称があるはず。私は仮に、「絶望の日」とでも呼ぼうかと思う。

誰が、何のために、「108の爆音」を発生させたのか?
#1の内容から読み取るに、「SATOJI OKAMOTO」が「なんらかの個人的に目的のために」起こしたのではないか、と考える。理由は2つあって、まず1つ目、「地球上から希望が失われたそのとき、ある1人の救世主が彗星の如く現れた。」というのはタイミングが良すぎるため。2つ目は、「SATOJI OKAMOTO」の説明と合わせて、犯人と思わしき人物たちの会話が記載されているため(これはミスリードを誘うためにあえて合わせて記載されているのかもしれない)。
コミュニティでの考察に「bowsが犯人ではないか?」という説があった。たしかに「108の爆音」はなんらかの思想的な背景を感じるが、要追加情報+考察だと思う。 108は煩悩の数→煩悩は仏教→仏教が背景(?)のBowsの犯行?あるいは、Bowsの犯行に見せかけたい何ものかの意図か?とも思うが、そもそもBowsがその時代に存在していたのかどうかも不明である。仮にBowsが存在していたとして、Bowsの犯行に見せかけようとしていたのだとしたら、そんなにBowsの教義は社会(世界)に知られていたのか? (→もしそうだとしたら、Bows vs Eyesの争いの火種がこの時点からあるのかも)

「108の爆音」の標的はどこだったのか?
おそらく主要各国・主要都市に対して、攻撃がなされているだろう。誰もが絶望する惨状の中、なぜSATOJI OKAMOTOは救世主になることができたのだろうか。もしかして、オカモト財閥傘下組織の拠点がある場所は攻撃されていなかったりしないだろうか・・・?

「絶望の日」はいつなのか?
この世界の技術水準を想像しやすくするために、リアルの年代と照らし合わせて「絶望の日」が起こった年代を予想してみる。冒頭、「自律分散を掲げ~」とあることから、今よりも世間一般に、自律分散の思想や自律分散型組織(DAO)が定着しているように読み取れる。Genesis Collectionの説明欄には、下記のように記載されており、世界観#1時点ではAIによる管理はされていないことから、シンギュラリティ到達前、と考えられる。このことから、おそらく2035~2040年頃ではないかと予想する。

世界はシンギュラリティに到達後、AIによる管理監視社会へと大きく舵をとり、人間・動物・植物に至るまで地球の大部分がAIにより操作管理されている。

AIに管理された社会に不満を抱き、AIの支配を壊そうとする人々 ”Punks”

世界を完全に統治・監視するAIと、一部の富裕層による組織 ”Eyes”

謎のイコンを崇拝し、日々拡大、過激化していく集団 ”Bows”

東京を中心に世界はこの3つの勢力により混沌と化してゆく....。

NAYUTA:TOKYO DENNOU R Genesis - Description

HITO BANKとは?
怪しい名前の組織が、SATOJI OKAMOTOのアートワークの左下に記載されている。ネーミングからは、人工臓器の製造・販売、クローンの製造・販売、自身の遺伝子の保管、などを行う組織のようにも読み取れるが・・・。

Genesis #10 - SATOJI OKAMOTO(Organizaition)


おわりに

#1ということもあり、まだまだ謎だらけだ!
これからどんどん世界観・設定は公開されていく。
合っているかどうかは置いておいて、まずは思いついたこと、疑問に思ったことを書きなぐっていこうと思う。





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