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山の賢者の起業

そういえば2018年の頃だったけど、大阪に遊びに行ったときに「前世を見ることのできるおじいちゃん」に話をききにいったことがある。確か情報源はTwitterだった。

つまるところ占い師のおじいちゃんなんだけど、その方に話をしてもらった"自分の前世の話"を思い出したので、改めて文字に書き起こしてみる。

こんな話だった。

「山の賢者の起業」

男は、深い山々に囲まれた貧しい村で育った。都会の誘惑に抗い、自分の道を選んだ。知恵と先見の明を持つ男は、5人の若者たちを街に送り込み、3年の月日かけて世間の流行を探らせた。

得た情報を元に、彼は何もないところから事業を興した。「知商方正」という理念のもと、最初は傘を売ることから始めた。しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。幾度となく挫折を味わい、相当に苦しい経験を重ねた。

それでも彼は諦めなかった。やがて、山で採れる生薬を商品化することに成功し、ビジネスは軌道に乗り始めた。しかし、男の真価はそこからだった。

儲けた分は独り占めせず、米や服に換え、仲間たちに正しく分配した。彼の公正な姿勢は、周囲の信頼を集め、事業を発展させる原動力となった。

こうして、山奥の貧しい青年は、誠実さと知恵を武器に、自らの運命を切り開いていったのである。

ライおじいちゃんの前世占いより抜粋&再構成

前世という概念の有無はさておき、おもしろい人生を進んだ奴だなと思ったのを強く覚えている。その時に聞いた「知商方正」といういかにもありそうな四字熟語、調べた限り現世には存在しない…

追記:

その時に足を運んだ占いの場所(というか古着屋の一角のような場所だった)は、検索で見る限りにおいては今も存在しているように見える…

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