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なぜ最近の金与正は過激なのか?

彼女は、父の金正日の愛情を一身に受けて育てられたそうで、一時は、父は本気で後継者候補にも考えていたようですが、彼女自身は兄の正恩が後継者になるよう陰で支えたとされています。

2016年頃、政治の表舞台に出てきて、献身的に兄をサポートする様子が報道されました。兄が休憩中にタバコを吸っている際に、灰皿を持って隣に立つ姿も写されています。

兄が病気で休んでいた時は、変わって実質的に国を治めていたとも言われています。

ところが、2018年の初の米朝首脳会談で歯車が狂いました。期待した実利を得られませんでした。

そして、独裁者は気分次第で人事を動かすので、本人の頑張り如何に関わらず、冷遇を強いられ、大変だったと思います。

とはいえ、やっと最近、兄の信頼が回復したようです。

そうなると、韓国のムン・ジェイン大統領や、アメリカ政府に対して、今までになかった悪態をつき始めました。

恐らく想像以上に経済が疲弊しているので、注目を集めるために、言葉が過激になるのだろうと想像しますが、良し悪しは置いておいて、一生懸命国のために働いている様子が伺えます。

でも、本当に一生懸命国のために働くなら、現状を受け入れて、国民のために現体制を退く勇気が必要ではないか、と思います。



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