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疲れにくい身体ってどんな身体?

皆さんは、疲れにくい身体になりたいと思ったことはありますか?
私はずーっと疲れにくい身体の持ち主がとても羨ましいと思っていました。
疲れている人はいいエネルギーを持っていないし、一緒にいたいと思わないけれど、
そう思っている自分がほとんどいつも疲れているのが本当に嫌だった。

2019年の年末にインド、プネにあるKaivalyadamaでShri.O.P.Tiwari師からプラーナヤマの指導を受けた時に
「アーサナの練習を終えた後、身体が疲れていたらそれはヨガではない」と教わった。
その時の私にはそれを身体で理解する事が出来なかったけれど(そんなこと言ったら、アシュタンガの練習なんてできないと正直に思った)今はこの言葉の大切さがよく分かる。

アシュタンガヨガのアーサナの練習で例えると
プライマリーで疲れてしまう人もいれば、フルセカンドの練習でも全く疲れない人もいる。その違いは何なのか?
これは私がアシュタンガヨガのアーサナを練習し始めてずっと気になってきたことだけれど、(大体の人たちはスタミナの違いだよと言っていたし、私もそうなのかと思っていた時期もある)骨格ボディメイクを学び始めて、私たちは重力下で生活している(生かせてもらっている)ということを理解し始めてやっとこの違いが理解できるようになった。
簡潔に言うと全ての運動は、重心移動の連続なのだ。ヨガのアーサナも日常生活の動きも。
だから、そもそもの骨格が重力線上から逸脱していると身体の色々な筋肉が身体を支えなくてはいけない=たくさんのエネルギーが必要になる。
一方で身体が重力線にしっかり乗っている人は作用・反作用の力を借りて動けるから持久力もあるし筋肉があまり疲労しない。
(作用反作用について詳しく知りたい方は、骨格ボディメイク三木まゆみ先生がブログやYouTubeでわかりやすく説明されているよ)

自分が疲れやすいのはタンパク質不足、ビタミン不足だと思って大量にプロテインとサプリメントを飲んでいた時期もあるし、高濃度ビタミンCやグルタチオン(抗酸化物質)点滴を2週間に一度していた時期もあったけれど、思ったほど疲労回復しないし腰痛も改善しなかったのは、私の身体構造が重力線から大きく逸脱していたから同じ動きをするのにも今よりたくさんの筋肉やエネルギーをを使う必要があったからだ。

私は今も基本的なサプリメントは摂取しているけれど、以前の1/4くらいの種類と量で充分。自分が吸収しにくい栄養素を追加で補うくらいだし、
それもこれから骨格をもっと重力線に乗せていくことで(ずれてしまっていた内臓の位置が元の位置に戻ることで)減らしていけるかもしれない。
(栄養学は今も学んでいるし、大切なのは間違いない。でも完璧な栄養学の理論で攻めても疲れが取れない人は自分の骨格構造もチェックしてね)
今の私は疲労感はほとんど感じないし、軽く疲れたなと思ったらすぐに身体を休める方法を知っている。7年も悩んでいた腰痛はどこかに消えてしまった。

地球に生きている限り、重力を無視することはできない。
それに気付くまでかなり遠回りをしてしまったけれど、まだまだ長い人生だから今気付くことができて、本当に良かった。
これからももっともっと重力と、地球と仲良くなれるように骨格を再インストールしていくよ♥ (背骨・肩甲骨・肋骨・仙骨にヒントがたくさん隠れてるのだ)
⭐︎疲れづらくなった私の身体構造の変化は私の骨格IGアカウントをチェックしてね
そしてこれからも一人でも多くの人の重力の大切さと地球上のルールに気付くきっかけになれますように。


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