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頑張らないことを練習する

最近、アシュタンガヨガ練習生や指導者の方々にオンラインクラスを受講しに来ていただいていて、クラス中にお話ししながら改めて想うこと。

それは、これまで何かと頑張って生きてきた私たちにとっては「頑張らない」ことがなかなか難しいということ。

骨格から動ける身体になるためにとても重要なポイントは
いかにアウターマッスルを発動させずに身体を扱うかということなのだけどそれには頑張らない練習が必要になってきます。

骨格がきちんと重力線に乗っているとインナーマッスルは意識しなくても自然に発動されるし、逆にアウターの筋肉は私たちが思っているほど使ったり鍛えたりする必要がない。
骨格を移動させたい時、アウターの筋肉が必要以上についていると骨格は移動しづらくなるので骨格から改善したい場合はできるだけアウターマッスルが発動するような身体のつかいかたは避けることをお勧めしています。

私自身の経験をお話しすると
私は早朝2時や3時に起きて毎日アーサナを練習することはほとんど苦じゃなかったし(朝は眠いのが当たり前だと思っていた‥もはや朝でもなく夜中だったけれど)逆に体調が優れない日や痛みがある日に練習を休むことがとても難しかった。(練習をすべき日にお休みすると罪悪感に苛まれた)

そんな私が骨格を移動させるべく、アーサナの練習をお休みして7ヶ月が過ぎました。
私は誰かに勧められて練習を休むことを決めたのではなく昨年の年末に自分で自らしばらく休もうと決めました。(自分でもビックリする決断だったけれど、家族は私以上に驚いていた)
それは自分の骨格が全く重力線に乗ってないという事実を目の当たりにしたからで

「重力線から逸脱している状態でいくら身体を動かしても身体も心も進化しない」

と身体で悟ったから。
誰かに勧められたわけではなく、自分で決めたことなので結果がどうなっても自分の責任だし、休みを取ったことがマイナスになるかもしれない。でもそしたらまた一から始めればいい。そう思った日から早7ヶ月が過ぎ…

まだまだアシュタンガヨガのアーサナができるまでには道のりが長いですが、長年患っていた腰痛から解放され、夢にまで見た「痛みのない」生活を手に入れました。床をゴロゴロ転がったり、バランスボールに乗ったりするぐらいしか身体を動かしていませんがボディラインは進化し続けていて、練習をお休みしているから太ったりすることはなく、足を上げたり、歩いたり、走ったり、椅子に座ったりする日常の動作も上達しているのを感じます。

私のセッションやクラスに来てくださるクライアントさんが心から楽しんでいるアクティビティをお持ちの場合、無理にお休みすることはお願いしていません。
なぜなら人生は楽しんだ方がいいと思うから。
その代わり「頑張ること」を一度お休みしてもらって、頑張らないことを練習をしてもらっています。これが思っている以上に難しいのです。

骨格を移動していく過程で必要なのは
頑張らないこと
よく噛んで腹八分目の食事を楽しむこと
よく寝ること
人生を楽しむこと

この4つかなぁと最近は感じています。
また追加項目を見つけたらお知らせしますね。

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