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最大に癒される命の使いかた

義理の母が亡くなった2日後
Instagramに一通のDMが来た。

メッセージの内容は
「グループオンラインクラスの予定はありますか?」というもの。

思えば
約2ヶ月に一度開催してきたグループオンラインクラスもメッセージを頂いた時点で
前回の開催から3ヶ月を過ぎていた。

以前のわたしがこのタイミングで
このようなDMを受け取っても

到底、クラスを開催する気にはなれなかったと思うし、今回だってすぐに返信ができたわけではない。

「そんな気分には、なれないなぁ。
ただでさえ、バタバタしてるし。」

でも、そのDMを頂いてから
頭の中で前回のオンラインクラスから
起こったことを、振り返ってみた。

前回の年末オンラインクラスでは
まさかの停電が起こり
わたしは家族に大怒りした。
(下の階には自家発電機を備えているのに、わたしが仕事をしている階には、それまで用意されてなかったのだ)

その5日後の12月31日に義理の母は体調を崩し
それでもわたしは1月5日に日本へ飛んだ。

その頃から夫と義父は義母につきっきり、
わたしは予定を変更することなく
2月の1週目まで日本に滞在した。

2月頭にインドに戻った時には
夫と義父が
わたしの仕事スペースにも自家発電を用意してくれていたが

2月は骨格小顔セルフケア講座と復習会、
そして義母の体調のこともあり、あっという間に過ぎ去ってしまった。

そして3月の頭にまた、わたしは日本に帰ってきた。

日本に来て1週間も経ってなかったと思う、
ある夜、義母が夢に出てきた。

夢に出てきた義母の顔色がとても良く
「良かったぁ」と義母をハグする夢だった。

その翌日に夫から義母の調子が良くないから近々血液検査をする、という連絡があった。

1週間後の大阪出張の日、
夫から検査結果が良くなかった為、主治医から念のため入院するように言われたと連絡が入る。
そして、出張から帰ってきた翌日に義母は亡くなった。

3月はまるでジェットコースターのようだった。
デリー→東京→大阪→名古屋→東京→デリー
1日も休みがなかったし、
義理母のことで落ちつかなかったし、
とにかくずっと移動続きだった。

3月30日の朝にデリーに着いた頃には
正直、心も身体もボロッボロだった。

ギリギリまで予定を変更しなかった
自分のせいで、義母に会えなかったと
後悔の気持ちでいっぱいだった。

こんなに悲しいし辛いのだから
ひとりにさせてくれと心底思ったけど
告別式や毎日の来客
ゆっくりひとりで休める時間は殆どなかった。

肉体的にも精神的にも
だいぶギリギリだったわたしに

親族さん達は
お節介な言葉をいくつも投げた。

「これからは、あなたが家を守る番よ」
「しばらくはこっちにいるんでしょ?」
「もうしばらくは日本に行くの辞めなさい」

義母を偲ぶ時間なのに
他人の人生にズカズカと踏み入ってくるひと達の
余計な発言に心からうんざりしてる最中だった。

そんな中
グループオンラインクラスのお問い合わせを頂いて

一瞬は「そんな余裕はないなぁ」
と思ったけれど

すぐに
必要としてくれてる人がいるなら
その方々に時間とエネルギーを使おう!
という気持ちになった。

スケジュール的にできるか分からないけど、
調整してみよう!っと思えた。

ガンジス川に行ったり、
法事があったりしながら
骨格小顔セルフケアの講座も並行してやっていたので
スケジュール的にだいぶタイトな4月だったけれど

無事に4ヶ月ぶりのグループオンラインクラスを開催することができ、

結果的に、一番癒されたのはわたし自身でした。

以前のわたしのように
体力もなく、精神力もなく
せっかくお声掛け頂いてもお断りし
何にもならないような悲しみや後悔の気持ちと共に時間を過ごすのではなく

ニーズのあることに自分の命(時間とエネルギー)を使う。

これこそが、最大の癒しなんだと
今回、体験から学ぶことができました。

嵐のような4月を終えて、今想うことは

【身体が元気で良かった】
ひとは、体力がないと動けない。
身体が変わるキッカケになった骨格メソッドに出逢えて本当に良かったし、改めて骨格メソッドを推していきたいと思った。

【自分を癒す命の使いかた】
ひとり落ち込んだり、閉じこもってたかもしれない時間を、どなたかの役に立てる活動の時間に充てることができて、良かった。今回のようなお問合せが、早い段階でわたしの気持ちの切り替えるキッカケになり、結果的にわたし自身が一番癒された。

これからも、いつでも行動できるように
常日頃から自分の身体を大切にし、

誰かのお役に立てるような命の使いかたを
していきたいと思います。

4月はなんやかんや、発信も忙しなく
お騒がせしましたが
5月はまたゆったりマイペースで参りたいと思います。

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