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2021年4月のアニメ「SSSS.DYNAZENON」の題材は、あの円谷プロの何?

 今期も様々なアニメが軒を連ねている。その中でも「SSSS.DYNAZENON」というアニメがある。こちらは2018年10月に放送された「SSSS.GRIDMAN」の次作となっており、あの特撮ヒーロー会社が制作しているという。その名は円谷プロダクション。印象としてはウルトラシリーズが真っ先にあがってくる。年代ごとに作品が制作されており、お父さんぐらいの年齢だとウルトラQなど、平成に入るとウルトラマンティガ、最近ではウルトラマンR/B、現在放映されているのはウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイと見ている世代によって盛り上がるウルトラシリーズも違ってくるのではないだろうか。そのウルトラシリーズでお馴染みの円谷プロダクション、もちろん他にも名作と呼ばれる特撮ドラマ作品を作っている。

それが「電光超人グリッドマン」。

今回の春アニメ「SSSS.DYNAZENON」の題材であり、円谷プロダクション創設30周年記念作品なのだ。
どのような物語かと言うと、コンピュータ世界に魔王と名乗る者が現れ、ネットワークを通じて、現実世界を乗っ取る計画を立て、パソコンスキルが長けている中学生を利用しようとする。魔王と彼が作り出した電脳怪獣を打倒すべくやってきた異世界の戦士が、同じパソコン趣味を持つ14歳の主人公を含めた3人組と共にCGキャラクターグリッドマン(=ヒーロー)になり、コンピュータに転送し、怪獣と戦っていく。
放送されたのが、1993年から1994年かけてなのだが、当時は今ほどにインターネットが普及されておらず、時代を先取りしすぎた作品としてもファンの間に広まっている。
この物語は2018年10月の「SSSS.GRIDMAN」ではほぼ同じ内容で放送されている。変更箇所もあり、魔王と協力した中学生が男子から女子に変わっていたりする。
物語だけでなく、タカラトミーも制作に携わったからなのか特撮では稀に見ない戦隊ヒーローのように、巨大ロボットの合体し、パワーアップするのも魅力だろう。

この時代が追いついてきた作品「電光超人グリッドマン」を一度鑑賞してみるのも乙なのではないだろうか。

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