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LiSAとUruがコラボしたTHE FIRST TAKE。楽曲制作には夜を駆けるを手掛けたYOASOBI のAyase。

(過去に投稿した記事になります。)


ハイトーンボイスとウィスパーボイスにピアノが合わさると新世代の冬ソングが爆誕。

 一発撮りのパフォーマンスを切り取るYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」から2020年11月6日に動画が公開された。
第68回となる今回は、日本のみならず世界に爆発的なヒットしている映画版 鬼滅の刃 無限列車編の主題歌『炎』を歌うLiSAと、小栗旬×星野源主演の映画 罪の声の主題歌『振り子』を歌唱するUruがコラボレーションした。さらに楽曲制作には、Spotify日本バイラルトップ50チャートで1位を獲得などSNSやメディアに一気に名を轟かせた『夜を駆ける』で有名なYOASOBIのコンポーサーAyaseという新世代を担うメンツになっている。
コラボレーションはアーティストだけでなく、THE FIRST TAKEとSONYとがタッグを組み、イヤホンで最高クラスノイキャン1000XシリーズとのCMソングとして起用されている。

 ではどのような楽曲、動画なのだろうか。

 「THE FIRST TAKE」を見てみると、LiSAとUruの緊張した面持ちから始まる。
まさにレコーディング風景を直近で見学しているかのようだ。
そしてLiSAの息づきから曲が始まる。
少し息が多めの歌声とバラードチックな高音サウンドが耳に広がる。次にUruの低音で伸びやかのある声が深味をもたらすBメロ、お互いの歌声の自己紹介みたいだ。
サビではLiSAがソプラノ、Uruがアルトの声域になり、コラボならではのどちらも主旋律のハーモニーが聞ける。
間奏になると、サウンドがより鮮明に感じとれ、『夜を駆ける』ではギターなど様々な楽器が織り込まれていたが、今回の楽曲の『再会』ではキーボードをメインにし、キックドラムやシンバルなどでリズムを聞き取りやすくするだけとなって、バラードに相応しくシンプルなものとなっている。
大サビでは、一番の聴かせどころであろうLiSAのハイトーンとUruのウィスパーの両者の持ち味が音として見事に重なる箇所がある。
そして最後には2人の歌い終わった後のほっとした場面も収録されている。

 楽曲自体は「THE FIRST TAKE」の配信レーベル「THE FIRST TAKE MUSIC」が設立され、第1弾として2020年11月16日にストリーミング配信されている。冬ソングの幕開けに、お耳を傾けてみてはいかがだろうか。


LiSA×Uru - 再会 (produced by Ayase) / THE FIRST TAKE
https://www.youtube.com/watch?v=impSuIygMiQ

CM映像
Sony 1000X Series × THE FIRST TAKE LiSA × Uru編:WF-1000XM3
https://www.youtube.com/watch?v=DFK-Z7DaEic&feature=youtu.be


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