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本を読むこと、先人の学びを辿ること、未来を作ること。

久しぶりの投稿になりました。
夏休みは僕にとって大きな変化があって、とても有意義に過ごすことができたと思います。

僕が夏休みの間に得た大きな変化、
それは以下のような気づきです。すなわち、

大学で何を学ぶか、なんのために学ぶか
どのように生きるか、何がより善い生き方か

これらは日々アップデートされるもの
かもしれませんが、これを常に念頭に置き、
日々問い直すことが、残りの大学生活を
より良いものにするということだと思います。

今日はそんなことを考えるきっかけを
与えてくれた本を紹介して終わります。

【社会学系】
ニクラスルーマン入門
社会システム理論とは何か
社会の成り立ちを歴史的、政治的、経済的に分析して、全てを統合するような理論としてできたのが社会システム理論(らしい)。まだ読み途中

【人類学系】
サピエンス全史
ユヴァル・ノア・ハラリ
人類学の範囲だと思うけど、これを38億年前の生命誕生から今までを俯瞰して、なぜとるに足らない猿(人類のこと)が今日の繁栄を手に入れることができたのかについて書いてある。大学生なら絶対読まねばならないと思う。

ホモ・デウス
ユヴァル・ノア・ハラリ
サピエンス全史の続編。最近出版されて今読み途中。
サピエンス全史が過去の人類史だとすれば、本書は未来の人類史の預言書。今日の繁栄を手に入れた人類は工学的な力で自らをアップデートして、生命を超越した存在を目指すだろう。みたいな話。サピエンス全史より読みやすい。

鉄・病原菌・銃
ジャレド・ダイアモンド
人類史を大きく変えたもの、それは鉄、病原菌、そして銃である(らしい)。
これちょっと難しくて途中で挫折したので近々リベンジします。

【哲学系】
コミュニケーションの哲学入門
柏端達也
まじで哲学入門。めちゃ薄いけど読み応えある。頭使う。
aさんが花を飾って、bさんへの好意を伝えようとしたとする。bさんをaさんの行為に気づかせて喜ばせるためには、花がaさんによって飾られたことに気づいて貰う必要があるし、花がわざとらしくてキモいと受け取られないように飾り方や飾る種類も考えなくてはならない。そこで哲学者は以下のように考える。
・行為が起こる現実の次元
・行為にならない言語の次元(要するにaさんの頭の中の次元)
この2つは違う世界のはなしなのではないかと。
コミュニケーションが起きる時、世界はこうして複合的な次元における選択の結果として起こる。みたいな例が入ってた。

形而上学入門
柏端達也
読み途中。、とにかく難しい、。
形而上学は存在しないものについて考える学問で、思考法は極めて論理的だからこれは理系的な頭を使う気がする。

主観的、間主観的、客観的
ドナルド・ディヴィッドソン
柏端達也 日本語訳
これから読む
ぱっと見訳分からなかった

【経営、スキル系】
ZERO to ONE
ピーター・ティール
通称オレンジ本
スタートアップ、起業家のバイブル。著者はPayPalの創業者。Facebookへの投資をしたことで知られるベンチャーキャピタリストであり、シリコンバレーで最も影響力のある人物の一人。読みやすくてワクワクする。起業したくなる。

イシューから始めよ
安宅和人
これもめちゃ有名だけど、本質をついた問いを立てることが重要だよという話。途中で飽きたけど大事なことが書いてあった気がする。

【小説】
希望の国のエクソダス
村上龍
投資家の家入一真さんが推してた本。
停滞する日本社会、学校に通う理由をなくした中学生の全国一斉集団不登校が始まる。背後で動いていたのは、こんな日本社会はおかしいと強い批判精神を持つ中学生たちがウェブ上に構築したネットワークだった。
彼らは中学生でありながら強いカリスマ性と市場原理を利用して影響力を拡大して、北海道に国を建国してしまうという話。
めちゃおもしろい。

【これから読みたい本】
・論理的思考
九鬼修造の『偶然性の問題』

・アナロジー思考
カイヨワの『斜線』

・システム思考
ベルタランフィの『一般システム理論』

・そもそも思考とは
ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
デカルト『方法序説』

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