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復活の最強軍団!王朝はまだ終わらない!!〜2024これまでのヒューストン・アストロズ(6月編)〜

みなさんこんにちは、あすとろのーとです!
早くもシーズンの半分が終了しましたが、贔屓チームの調子はいかかでしょうか?
そろそろPS進出を目指すか来年に向けての調整に切り替えるか決断する時期に入りましたね
そんな中で我らがヒューストン・アストロズは現在どんな状況なのか?振り返っていきましょう!


チーム振り返り

6月のアストロズは17勝8敗、勝率.680で MLB30球団トップの成績でした!
現地6月30日のメッツ戦を終えた時点で82試合41勝41敗の勝率.500、アメリカンリーグ西地区首位のマリナーズと4.5ゲーム差の2位につけております!!

いやー、まさかでしたね!
徐々に調子を上げていってシーズン終盤のWC争いで勝てたらいいなーくらいに思っていたんですが、シーズンの半分で借金を完済してしまうとは!
ファンも驚愕ですよ😳

特に6月後半は凄かったですね
タイガース、ホワイトソックスの2カード連続で勝ち越しを決めた後、オリオールズとの3連戦シリーズでまさかまさかのスイープ! 特に2戦目、3戦目はMLB最強打線を誇るオリオールズを完全に封じての勝利でした!
そこから勢いに乗って7連勝まで伸ばし、同じく6月絶好調だったメッツとのシリーズも2勝1敗で勝ち越し!
まさに最強軍団でした😤

オリオールズちゃん、ウチらズッ友でいようね✌️


なんで勝てたの?

 4月は MLB最弱クラスだったアストロズがなぜここまで調子を戻せたのか?
僕自身もあまり分かっていなかったのでデータの力に頼って解明してみましょう🧐

以下のデータが開幕から6月30日時点までのアストロズのチームスタッツと MLB30球団の中での順位です

・打率.265(1位)
・HR97本(8位)
・打点361点(12位)
・盗塁58個(15位)
・出塁率.324(6位)
・長打率.423(4位)
・OPS.747(5位)
・安打757本(2位)
・四球232個(26位)
・三振566個(30位)

・防御率4.08(18位)
・奪三振710個(16位)
・WHIP1.31(22位)
・被打率.237(12位)
・自責点334点(14位)
・被本塁打95位(10位)
・与四球306位(4位)

打撃に関しては 依然MLBトップクラス、投手陣も改善点はあれど MLB平均クラスまで戻せたことが大きな要因ですね
特に打率1位、三振数最少というのは素晴らしいです👏
この平均値の高さがアストロズ打線の強みだと思います

シングルトンに投票できる喜び

ただこうしてデータで見ると改善点も浮き彫りになりますね🤔
盗塁に関しては足の速い選手がオーダーに名を連ねるアストロズにしては物足りなく思いますし、投手陣の与四球と被本塁打の多さは致命的な問題なので早急に改善して欲しいです😡


6月のPlayer Of the Month

チーム全体の振り返りも終わったところで、6月の快進撃の立役者となった選手を投打それぞれ1人ずつ紹介したいと思います!(先月2人ずつ書いて長くなったので減らしました😅)


打者部門

打者部門はやっぱりこの男!アストロズの絶対的主砲、ヨルダン・アルバレス!!
4月はかなり不安でしたがやっぱり上げてきましたね!

そんなアルバレスの6月の成績がこちら
23試合 86打数 30安打 7本塁打 19打点 11四球 1盗塁
打率.349 出塁率.430 長打率.709 OPS1.139 WAR1.4

世間がアーロン・ジャッジの無双っぷりで騒いでる中でひっそりと大暴れ!!
ジャッジがいなければPOMもあり得たレベルの成績、
さすがは左の最強打者アルバレス👏

一回くらい三冠王が見たいですよ


投手部門

続いて投手部門はこの男、まさかまさかの大覚醒!若きエース候補、ハンター・ブラウンです!!
ローテ2年目にして急成長!未来が明るいですよ!

ブラウンの6月の成績がこちら
5試合 4勝0敗 31.0回 被安打21 4失点 8与四球 36奪三振
防御率1.16 被打率.189 WHIP0.94 FIP2.97 WAR0.9

まさに無双!6月に登板した全ての登板でQSを達成し、無傷の4勝をあげました!🎉
ブラウンの成績はPOMを受賞したクロシェの成績と比べても遜色なく、ブラウンが受賞していても誰も文句はなかったと思います
もう1試合登板できてたら取れてたのかな.…😞

逆だったかもしれねぇ

ブラウンの覚醒についてはおもしろいデータが見つかったのでもう少し掘り下げたいと思います!

savantで見れるよ

こちらの画像、今シーズンのブラウン登板試合の各球種の投球割合をまとめたグラフです
このグラフを見ると、5月末までは投球の約半分を4シームに頼っており、他はスライダー、カーブ、チェンジアップなどのスピードの遅い球種で組み立てているのが分かりますね
そしておそらく覚醒のきっかけとなったであろう5月末以降を見ると、スライダーを一切投げなくなり、これまで少なかったカッター、シンカーの割合がかなり増えているのが分かります
これによって速いボールだけでも90mph後半の4シームと90mph中盤のシンカー、90mph前半のカッターの3種類の選択ができるようになり、打者に的を絞らせないピッチングができるようになったのだと思います!
この調子で成長してもらって、来年にはエースとしてローテを支えられるようになって欲しいです🥹


アブレイユとの別れ

大躍進を果たしたチームでしたが全てが上手くいったわけではありません
成功の裏に失敗あり、ホセ・アブレイユへ別れを告げることになりました

スターが衰えていく姿は切ないね

ここからは少し長くなると思いますが、アストロズ時代のアブレイユについて振り返ろうと思います

2017年以来2度目となるワールドチャンピオンの座を手にした2022年のオフ、アストロズは黄金期を支えた一塁手、ユリ・グルエルとの契約延長を諦めてFAに、更なる打線の強化を図るため、同年にホワイトソックスをFAになったホセ・アブレイユと3年総額5850万ドルの大型契約を結んだ
それまでの彼のキャリアは輝かしいもので、デビューイヤーの2014年にいきなり3割30本100打点をクリアしてルーキーオブザイヤーを受賞、その後も2017年にサイクルヒット達成、2014〜2017年までの4年連続で100打点超えといった快挙を成し遂げ、2019年に打点王、2020年のには短縮シーズンながら打点王とシーズンMVPを獲得するなど、やや遅咲きではあったが着実にスター街道を歩んでいた

この頃は楽しそうだったね(左リンチャンっぽい)

そんな実力を見込まれてアストロズに加入したアブレイユだったが、新天地では本来の実力を発揮できず
加入1年目となる昨季は141試合に出場して18本塁打、90打点を稼ぎはしたものの、OPSは過去最低の.680
キャリアワーストの苦しいシーズンを送ることとなった

しかし、同年のポストシーズンでは覚醒、4本ものホームランを放ちチームの勝利に貢献
7年連続となるアストロズのALCS出場の立役者となった

この活躍によってアブレイユの完全復活を信じたファンも少なくなかった

元ロッテのマーティンはアブレイユリスペクト79にしたらしい

そして迎えた3年契約の2年目となる今シーズン、今年こそはと期待するファンも多かったが、結果は大失敗に終わる
開幕から1ヶ月間全く打てず、22試合に出場してホームランどころかヒットもわずか7本、打率は.099と歴史的な大不振に陥った
そして現地5月1日、アブレイユは自らマイナー降格を受け入れる


元MVPのマイナー降格という前代未聞の悲劇に陥ったアブレイユはその後、チームのキャンプ地であるフロリダのウエストパームビーチへ移り、通算449本のホームランを放ったアストロズレジェンド、ジェフ・バグウェルから直接指導を受け、打撃改善を目指した
 MLB史でもトップクラスに独特なフォームだったバグウェルの指導が適していたかは不明だが、約1ヶ月のトレーニングの後に傘下AAAで数試合の調整出場
そして再びメジャーの舞台へ戻ることに

逆に狂った説はマジでありそう

しかし、再昇格後もアブレイユのバットが光を取り戻すことはなかった
1ヶ月前とまるで変わらない彼の姿にファンも失望、SNS上での批判もかなり激しいものになっていた

結局再昇格後は13試合に出場して打率.167、2本のホームランを放ちはしたものの、思い描いていた復活を成し遂げることは叶わなかった

そして遂に現地6月14日、アストロズが公式にDFAを発表
アブレイユは3年契約のうち半分を残してチームを去ることになった


結局アストロズに在籍した1年半で本来の実力を発揮することはありませんでしたが、昨年ALCSまで勝ち進めたたのは間違いなく彼のおかげでした
ファンから厳しく当たられることも多かったと思いますが、自らフロントと相談してマイナー降格を受け入れるなど、全力で結果を出そうと取り組んでいた姿勢はとても尊敬できるものでした
未だ新しい契約は決まっていませんが、もう一度メジャーの舞台で彼の姿を見れる日を楽しみにしています
本当にお疲れ様でした


増え続ける怪我人(スペランカーかな?)

暗い話題の後は明るい話題を、と言いたいところですがあまりに無視できない状況なので取り上げざるを得ませんでした😢
辛い話題が続きますがどうか最後までお付き合いください🙇‍♂️


えー、我らがヒューストン・アストロズ、怪我人流出が止まりません!!

バーランダー、ガルシア、LMJ、ウルキディの4人のローテーション投手をはじめ、ケンドール・グレーブマンを筆頭とする4人のリリーフを欠いてスタートした今シーズンのアストロズでしたが、5月にバーランダーが復帰、一時期離脱していたバルデスも15日間の故障者リスト期間を経てすぐに復帰し、5月前半には今季覚醒したブランコ、ブラウンらと合わせて安定した先発ローテを組むことに成功しました

しかし、そんな平和も束の間、5月末にハビアーが離脱してそのままTJ手術で今期終了
AAAでのリアビリ登板まで漕ぎつけ、復帰まであと少しのところまできていたウルキディも再び故障し、こちらもTJで今季終了
復帰以降1ヶ月近くローテを守っていたバーランダーも首を痛めて再び故障者リストへ
空いた1枠を埋めるために招集されたチームNo.1投手プロスペクト、ジェイク・ブロスくんも初登板の途中で肩の痛みにより緊急降板、そのまま故障者リストへ
順調に回復していたローテが一転、むしろ幕当時より酷いのでは?というレベルまで急転落🤮

140イニングは無理そうだから今年いっぱいかもね

現在はブランコ、バルデス、ブラウン、アリゲッティ+ブルペンデーの5枚でなんとか繋いでいますが、例年ほどの強さのないリリーフ陣でブルペンデーをし続けるのはリスクが高く、昇格させれるようなプロスペクトもいない、まさに大ピンチでございます

今は打線のおかげでなんとか勝てていますが、このままシーズンが進んでしまうとどこかで調子を落としてポストシーズン争いから振るい落とされる可能性は全然あります
早急に改善が必要でしょう


そして怪我の影響は投手だけに留まりません
5月までMVP急の活躍を見せていたカイル・タッカーが6月3日に自打球で脛を負傷者し故障者リストへ
今季加入しヤイナー・ディアスのバックアップ捕手として期待以上の活躍を見せていたベテラン、ヴィクター・カラティニも6月19日に走塁で本塁への突入を試みた際に股関節を痛めて故障者リストへ

ガチで痛そうだった

チームのコアメンバーを2人も欠いてしまう事態に
6月は打線の奮起もあって彼らの穴は埋まっているように感じれましたが、ロースコアの展開になるとホームランで点を取れるタッカー、終盤のチャンスではクラッチ力のあるカラティニの力が必要だなと感じる場面が多々ありました

現状2人とも復帰の目処が立っておらず、個人的には早くてオールスターブレイク明け、遅いと8月くらいになると思っています
もちろんゆっくり治して欲しい気持ちはありますが、地区優勝するには彼らの力が必要不可欠なので、なるべく早く復帰してくれることを祈っています


怪我人の穴を埋める!大奮闘のデビュー組!!

お待たせしました!ここからは明るい話題です!!

今季怪我人に苦しむアストロズですが、ここまで健闘できているのは若手の頑張りでカバーできている部分が非常に大きいです
そこで、今後のチームの未来を左右する、今季デビューして頑張っているルーキーたちを紹介したいと思います!

1.ジョーイ・ロパフィード#10
1人目はもちろんこの男、みんな大好きロパフィードです!
今季5月にAAAから昇格した野手No.2プロスペクトで、外野3ポジションに加えて1B、2Bも守れるユーティリティプレイヤーです
ロパフィードの強みは走・攻・守全てで、特に打撃では4月にたった1ヶ月でメジャー、マイナー含めてトップの13本もの本塁打を放ったパワーと、メジャー昇格後も1ヶ月近くの間3割近い打率を残したコンタクト力が魅力です!
将来的にはタッカーのようにトリプルスリー級の成績を残してくれることを期待しています!!

フルネームはマリオ・ジョセフ・ロパフィードと言います


2.スペンサー・アリゲッティ#41
2人目はアリゲッティ!🐜🍝今季怪我人だらけのローテを埋めてくれた救世主です!!
投手のチームNo.2プロスペクトで、最速97mphの真っ直ぐと大きく曲がるスイーパー、カーブを武器に三振を奪う24歳の先発右腕です!
防御率などの数字を見るとまだまだ荒さはありますが、6月27日の登板ではロッキーズ相手に圧巻の7回10奪三振、才能の片鱗を見せてくれました
ブラウンと共にWエースを目指して頑張って欲しいです!

スパゲッティの化身ほんま草


今年デビュー組はこの2人だけですが、その他にもブランコやブラウン、エンゼルスから加入したキャベッジなどメジャー歴の浅い選手の活躍がチームの助けになっています
あとは6月22日にメジャー初登板を果たした投手No.1プロスペクトのジェイク・ブロス、未デビューですが MLBプロスペクトランキング全体68位のチームNo.1プロスペクト、ジェイコブ・メルトンなどの選手が活躍してくれたら嬉しいですね!


TDLの話(part2)

既に5000文字を超えた今回のnoteもこれで最後の話題になります!最後までお付き合いください🫡
前回のnoteで今年のトレード市場注目の選手を数名ピックアップしましたが、今回はより現実的な候補選手をピックアップしたいと思います!

まず前提としてアストロズの補強ポジションなのですが、野手は1塁手が1人、投手は先発、リリーフ合計で3人以上を獲得するのが僕の理想です
それを踏まえた上で数人ピックアップして紹介したいと思います


1塁手

まずは1塁手を紹介しようと思ったのですが、候補選手はいません🤪
なんやねん!って話なんですが、僕的には今年アストロズの1塁手補強はないと思っています

理由としてはアストロズの需要にぴったり合う選手がほとんどいないからです
今年の市場にはNYMのピート・アロンゾやTORのヴラディミール・ゲレーロJr.、ARIのクリスチャン・ウォーカー、CHCのコディ・ベリンジャーといった大物が放出されるといった噂が出回っています
どれも素晴らしい選手で獲得できたらチームの戦力アップは間違いないのですが、アストロズが獲得するには高すぎる選手ばかりです
今年1年だけに集中してワールドチャンピオンを目指すならなんとか獲得することは可能でしょうが、もし今年勝ち取れなかった場合は来年以降ファームが焼け野原と化し、莫大な対価を支払ったて獲得した選手も高額な年俸を払うことができず契約が切れたら即FA、契約延長する選手も取捨選択せざるを得なくなるという残酷な未来が待っています.…

4:1トレード不可避

アルトゥーべやアルバレス、ヘイダーなどのコアメンバーの契約が複数年残っているのに今年1年にオールインするのは流石にアホすぎてフロント大批判不可避なので、いい選手が欲しい気持ちを抑えて今年はシングルトンを信じる年にして欲しいです
がんばれシングルトン!!


先発投手

先ほど節約の話をしたばかりですが、そうもいってられないの今の先発事情です
なので比較的安価で獲得できるお得な先発投手を紹介します

・菊池雄星(TOR)

1人目はユウセイキクチです!
豪速球が武器の高い奪三振能力が魅力のローテ3、4番手レベルの投手ですね
菊池は今オフにFAの予定なので仮に失敗してもすぐに放出でき、トレードも良くて1:1、悪くても2:1、3:2くらいで獲得きそうなので比較的お得な選手です

こっち見んな

投手の能力として不安なのはヒダンですね
三振は奪えるけどよく打たれるのが常で、TORのファンによるとたまに花火大会を開催してしまうことがあるらしいので、ポストシーズンも考えたら悩みどころです

あとこれは個人的な希望なのですが、菊池が来てくれたらノリ・アオキ以来の日本人となるので、アストロズが日本で注目される機会も増えるかもしれません
なので獲得できればかなり嬉しい選手です!



・ジャック・フラハティ(DET)

2人目はフラハティ!今年無双しているスクーバルと共にタイガース投手陣を引っ張っている右腕です
フラハティの魅力はなんといっても奪三振能力ですね
90mph後半の真っ直ぐと大きく曲がるスライダーで三振の山を築きます
現地6月31日の時点で115奪三振を記録しており、これは現在ALでサイヤング賞に最も近いと言われているスクーバルよりも多い数字です

4/30にCardsから14三振奪ったとかなんとか

このフラハティは28歳とわりと若く、今オフにFA予定ではありますが、仮に契約延長した場合も活躍が見込めるのでかなりいい選手だと思いますただトレードの価値もそれなりに高く、獲得するには3:1くらいのトレードになると予想しています



・エリック・フェッディ(CWS)

3人目はフェッディ!KBOから出戻りで覚醒した遅咲きの投手です
以前はナショナルズでプレーしておりあまりパッとしない成績を続けていたのですが、昨年KBOで大ブレイク!20勝をあげて今季はMLBへ見事返り咲きました
そんなフェッディの魅力は抜群の安定感!シンカーにスイーパー、カッターやスプリッターなど多彩な球種で打者を打ち取ります
同じくホワイトソックスで今季無双しているギャレット・クロシェに影に隠れがちですが、素晴らしい選手です

クロシェ争奪戦は諦めます

フェッディは安さも魅力で、来シーズンいっぱいまで保有できて年俸は750万ドル
1000万ドルを超える高額物件が多い中、非常にお得となっております
その分獲得を狙うチームも多いと思いますが、個人的にイチオシの選手なのでフロントに頑張ってもらいたいです🙏



・ルイス・セベリーノ(NYM)

先発投手ラストはセベリーノです!
10年代後半のヤンキースを支えた剛腕で、今季単年契約でメッツへ移籍した30歳の右腕です
セベリーノの魅力は打たせて取るピッチングで、以前の球威で押して三振を奪いにいくスタイルからシフトチェンジして見事成功、グラウンドボーラーとして復活しました!

NYY時代威圧感えぐかった

セベリーノも今オフFAの投手なので、半年間のレンタルという方になります
それでも今のローテ状況ですから先発は何枚いても困りません
トレードの対価がどのくらいになるかはちょっと予想が難しいですが、セベリーノも獲得できれば嬉しい選手の1人だと思います



リリーフ

今年は例年ほどの強さがないリリーフももちろん補強ポイントですね、スコットやセス・マルティネスらがまさかの活躍で支えてくれていますがそれでもリーグ平均レベル、なるべくパワーのある投手の補強を目指したいですね

・カルロス・エステベス(LAA)

まずはエステベス!昨年からエンゼルスでクローザーを務めている31歳の右腕です
エステベスの魅力は4シーム!彼の投球の6割を占めるこのボールは100mphに迫るスピードと、ハードヒットされることが滅多にない圧倒的な球威を兼ね備えるストロングな球種です

名前が強いよね

エステベス獲得に当たって気になる点は所属しているのが同地区のエンゼルスだということでしょうね
主軸が比較的若く、大谷翔平という大きな看板を手放したことで躊躇なく再建に舵を切れるエンゼルスに自チームのプロスペクトを易々と渡していいのだろうか.…これが悩みどころですね
数年後に生まれ変わってアストロズの障壁となる未来が怖いです😱

ただ獲得できれば間違いなくリリーフの軸になる選手なので、個人的には悪くない選手だと思っています



・カービィ・イェーツ、デビッド・ロバートソン(TEX)

続いてはこの2人、レンジャーズのイェーツとロバートソンです!
この2人はかなり似ている物件なのでまとめて紹介させていただきます🙇

どちらも30台後半と MLBではかなり高齢なのに関わらず、今季無双している最強おっさんリリーバーコンビです

SD時代のイェーツ、このユニなついね

2人とも奪三振能力の高さが魅力で、全盛期ほどの球速はないものの球威と変化球のキレで空振りを奪う、実績を感じるピッチングを披露してくれます

NYY時代のロバートソン、ただのイケメンだった

また、イェーツは今オフFA、ロバートソンは今季1年契約で来年が相互オプションとなっているので来期以降に衰えで不良債権と化す心配もなく、同地区のレンジャーズ所属という点を除けばかなりいい物件だと思います
経験も豊富なのでポストシーズンでも頼りになる存在になってくれるはずです




・カイル・フィネガン(WSH)

リリーフ最後はフィネガン!
21年からナショナルズのクローザーを務めている32歳の右腕です
今季のフィネガンは安定感が魅力で、4シームとスプリットのほぼツーピッチで防御率2点台、WHIP1.00付近に抑えている素晴らしい投手です
また、21年から昨年まで3年連続で60試合登板を達成しており、耐久力も抜群なのがいいですね

実はあんまり知らない
NLだからしょうがないよね

このフィネガンの良いところは先に挙げた3人と異なり別リーグの選手なので気兼ねなくトレードできる、かつFAまで1.5年残っているという点です
来年のレギュラーシーズンもブルペンで投げてくれると考えると、多少プロスペクト放出してもあまり損した気分にはならないですよね
しかし今季はキャリアハイの成績を残しており、例年の防御率3点台後半のフィネガンと比べるとやや出来過ぎな感じがあるので、来年も今季のピッチングを期待できるかと言われると微妙な点が少しネックですね

ただ個人的には1番いい物件だと思っているので、先発補強の後でいいのでぜひ狙ってほしい選手です


最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!
今月は9000字を超えるクソ長いnoteになってしまいましたが、こんだけ書けるネタがあるのは素直に嬉しいです
10月まで書けると嬉しいな

来月は7月!ドラフトやオールスターにトレードデッドライン、首位マリナーズとの直接対決などなどイベント盛りだくさんですが、暑さに負けず精一杯応援したいと思います!!
オールスターブレイク後には故障者リスト組も続々復帰してくると思うので、そこからブーストをかけて一気に地区首位まで駆け上がりたいですね!


それでは来月のnoteでお会いしましょう!
お疲れさまでした!!🫡





P.S. 3回書いて分かったのですが、どうやら1週間で投稿は無理みたいです
毎月15日付近に投稿ということでご容赦ください



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