Attacked by TIGER(2024ポストシーズン大反省会)
みなさんこんにちは、あすとろのーとです
ヒューストン・アストロズの1年が終了しました
ALWC3枠目のデトロイト・タイガースを本拠地ミニッツメイドパークに迎えてのワイルドカードシリーズでしたが、結果はまさかの2連敗
あっけない幕引きでした
僕自身未だに感情の整理がついていないのですが、敗退した事実をただ消化するのはもったいないですから、来年以降の糧にできるようnoteとしてまとめておこうと思います
Game1
現地10月1日の第1戦は、フランバー・バルデスvsタリク・スクーバルのエース対決
初回は両投手ともに3者凡退で抑える安定の立ち上がりでスタート
これは投手戦になるぞと思った矢先、2回表に早くも試合が動く
なかなか制球が定まらないバルデス、ヒットと四球でランナーを出し、なんとか2アウトまで漕ぎ着けるもそこから3連打を喰らい一挙3失点
後半戦絶好調だったエースがまさかの乱調でオレンジ一色だった球場が一気に不穏なムードに
それでも腐ってもエース、そこから調子を取り戻したバルデスは5回途中まで無失点に抑え、なんとか試合を作る
一方スクーバル
これが投手3冠、これがサイヤングか
打ち崩せるはずもなく当然援護はゼロ
6回からはお互い継投リレー
アストロズはネリス、キング、ブランコ、ファーガソン、ヘイダーの5人を投入し、完璧ではないものの要所を抑えて9回表まで無失点に
対するタイガースはベスト、ホルトンの2人で7、8回をパーフェクトリリーフ
お互い譲らない投手戦に
このまま9回裏も抑えられて試合終了かと思ったが、ただでは終わらないのはさすが常勝軍団
先頭のアルバレス、続くブレグマンが連続安打でチャンスメイク
ヤイナーがしぶとくタイムリーを打ち1点を返す(3-1)
相手クローザーのフォーリーを引き摺り下ろし2死満塁、マウンドは変わったブリスキー
途中出場のヘイワードが強烈なライナーを放ったが、打球は不運にも1Bトーケルソンの正面を突いてファーストライナー
抜けていれば同点の当たりだったが最後は運に見放され3-1で敗戦
悔しい1敗となった
感想
結果を見ると惜しい試合だったが、内容はかなり酷かった
3三振のペーニャ、チャンスで再三凡退したタッカーを筆頭に8回まで4安打無得点、これではいくら投手陣が抑えても勝てるはずがない
投手陣はよく抑えてくれたが、起用がかなり不可解だった
ネリス、キング、ファーガソンは全員1イニング投げておらず、特段打たれたわけでもないのに途中で変えられていた
そして3点差で負けているのにも関わらずブランコ、ヘイダーを使うというわけの分からない継投
右対右、左対左を徹底しているようだったが、計6人もの投手を注ぎ込んでまですることだったのかは甚だ疑問である
Game2
初戦を落としいきなり崖っぷちに立たされたアストロズは、絶対に負けられない2戦目の先発をハンター・ブラウンに託した
対するタイガースは得意のオープナーでの勝負に
ブラウンは立ち上がりからエンジン全開で、MAX99mphの速球でガンガン押すパワーピッチを披露
2回にはブレグマンのヒットとペーニャの四球などでチャンスを作るも、ヘイワードが三振に倒れ先制できず
打線は短いイニングを若手リリーバーが全力で抑えにくるタイガース投手陣をなかなか攻略できず、苦しい展開が続く
それでも折れないのが今年のブラウン
ランナーを出しても焦らず、自分のペースで三振を奪い続ける
4回までに6奪三振と、ピッチングでチームを鼓舞する
若きエースの姿
しかし打線は相変わらず苦しいまま
今期悩まされてきたDPがここでも
まだまだ折れないブラウン
眩しすぎる..…
こんなん打てるわけないやろ
6回表、ついに均衡が破られる
パーカー・メドウズのソロで先制され1-0
これまで好投を続けていただけに重くのしかかる1点
ブラウンは6回2死で100球に到達したため降板
最後まで投げさせて欲しかったよ
FINAL LINEは5.2回2安打1失点9奪三振でした
本当に良く投げたよ
ありがとう
その後の7回裏、ついにチャンスが訪れる
この回から登板したタイガースの全体6位プロスペクト、ジャクソン・ジョーブが大乱調
いきなり訪れた無死満塁の千載一遇の大チャンス、続く打者はマコーミック
と思いきや....…
「代打、シングルトン!!!!!!」
ついに来ました我らがシングルトン!!
観戦していたアストロズファンもTL上でみんな大騒ぎ
この試合1番の盛り上がりに!
そして大仕事をやってのけたシングルトン!
ヒットとはいかなかったが十分過ぎる結果を出してくれました
その後ペーニャの神走塁でなんとか勝ち越しに成功
球場は大歓声に包まれ一気に勝利ムードに
この時はまだ知らなかった、これから悪夢が襲ってくることを....…
8回はプレスリーが登板
昨オフに思い描いた「アブレイユ→プレスリー→ヘイダー」で試合を締めることはできるか
先頭のメドウズを見逃し三振で抑えたものの、続くケリー・カーペンター、マット・ヴィアリングに連続安打を許し一気に1死1、3塁のピンチに
そしてこの大事な場面でまさかのバッテリーエラー
元々ワンバンが多いプレスリーなのにストッピングを怠る痛恨のミス..…
最悪の展開で同点に
それでもライリー・グリーンは三振に斬る
点は失っているもののどこか抑えられそうなイメージはあるプレスリー
2死2塁で打席にはコルト・キース
左打者のため最悪歩かせてもいい場面
案の定四球で歩かせ次の打者、スペンサー・トーケルソンで勝負だ!と思ったていたところでまさかの投手交代
トーケルソン右だしプレスリーで良くねと思っていたところにヘイダー降臨.…
昨日あれだけ右対右、左対左を徹底してたのにここでは無視するんかい!
もう意味が分かりません
これには僕も感情爆発しております
そしてヘイダーはトーケルソンを歩かせて2死満塁
次は左のザック・マッキンストリーでしたが当然の代打
右打ちのアンディ・イバニェスが打席へ
満塁で逃げ場のないヘイダー、シンカーにタイミングは合わされるも球威でファウルにさせカウントを稼ぐ
4球シンカーを続け2ストライク1ボール
最後はスライダーで三振や!
という場面で投じた第5球目!!ど真ん中シンカー!!
イバニェス打つ!!レフト線にライナー!!
ファウルか...?いや、打球はきれない!!フェアだ!!
ランナーが1人、2人返ってくる!!3人目も返ってくる!!
走者一掃のタイムリー3ベース!!!!
は?????????????
え、何してんの?
この場面でスライダー選べないの??
パスボール怖くてシンカー選んじゃったの???
しかもなんでど真ん中投げてんの????
終わりです
1年間やってきた最後がこれですか
2年目の26歳がPS初先発であんなに素晴らしい投球を見せて試合を作ったのにこんな形で試合を壊すんですか
その後失点はなかったものの、打線も3点差を取り返そうと奮起するわけでもなく淡々と抑えられ終戦
感想
ブラウンに申し訳ない、本当に情けない試合でした
投手陣を信じきれていない監督の中途半端な采配
最強打線と言われながらも2試合で3点しか取れない拙い攻撃を見せた打線
僕にはあれがヒューストン・アストロズだとは思えません
アストロズという皮をかぶった別の何かが試合をしていたんだと、そう思いたいです
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は急遽衝動のままに書き殴ったnoteでしたが、僕たちはこの敗北を忘れてはいけません
来年以降コンテンドし続けれるかは未だ不透明ですが、次に10月の舞台に立った時、この悔しさを糧に勝ち続けれるよう心に刻んでおこうと思います
これでヒューストン・アストロズの2024年が終了しました
最後を良い形で終えることはできませんでしたが、4年連続の地区優勝、これを達成できたことは素晴らしい功績だと思います
本当にお疲れ様でした
P.S.
毎月更新する予定だった1ヶ月の振り返りnote、後半戦以降全く更新できずすみませんでした
来年は毎月更新できるよう頑張ります
あと、1年の振り返りをして欲しいと言った声もいただいておりますので、①後半戦の振り返り、②1年の振り返り(選手成績評価など)、③オフシーズン展望、の3本くらいはオフシーズン中に書けたらいいなと思っています
その際はぜひ読んでいただけると幸いです
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