どうしようもない人間だけど

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ランジャタイ

時間が経って落ち着いたので、気持ちを書き留めて置こうと思います。 私の青春が1つ、終わりを迎えました。 ランジャタイというコンビを全身全霊で追い続けましたが、M-1は私が思っているより残酷で、ラストイヤーは呆気なく終わってしまいました。 こんな悲しい終わり方がありますか。 「こんなに辛いなら好きにならなきゃ良かった」そんな自分勝手な言葉の意味が、今なら少しわかる気がします。決勝に行けないとしても、きっと準決勝には難なく進む、敗者復活戦で戦えるから大丈夫だろうと甘く見ていた

    • M-1

      夏が終わる。 夏が終わるということは、 秋が来る。 秋が来て、冬が来て、 M-1がやってくる。 M-1には、結成15年までのコンビしか出場できないという決まりがある。 たった数分の漫才で、誰もが天下を取るチャンスを与えられている。 その裏で、数え切れないほどの漫才師が、そのチャンスを掴めずに敗退していく。 たった数分の漫才で、その年のM-1が終わってしまう。 決勝に進出した。 敗者復活戦でいい成績を残した。 そんな風に、自分の好きな人たちがM-1で輝く姿が大好

      • サンバイザーラジオ

        私は今でも、あの夜の胸の高鳴りを、忘れることができない。 M1が終わり、胸も顔も熱くなって、ふつふつと湧き上がる言葉にできないもどかしい気持ちを抱えながら、布団に潜り込む。 みんな、みんな、情熱で、溢れていた。 眠気なんて、襲ってくるもんか。 余韻が止まることはなかった、というより、止めたくなかった。 そう、みんな凄かったんだ。 みんな、みんな。 そんな中で、私はランジャタイという芸人の虜になってしまった。 彼らは、敗者復活戦で、「欽ちゃんの仮装大賞」というネ

        • ぽんぽこ生配信

          芸人の語るエピソードを聞くと、頭の中に自分の知らない世界が広がって、不思議な感情に襲われる。 その感覚が面白くて、楽しくて、気づいたら夢中になっていて、どんどん引き込まれていく。 ランジャタイという芸人は、 私にとって、 深く知れば知るほど、 苦しくなってしまう、 色んな感情が溢れて、 収まりきらなくなってしまう、 そんな存在。 ランジャタイのぽんぽこ生配信を初めて見た時は、 まだ視聴者数が100人足らないくらいだった。 知名度がまだない芸人の、生配信。 今と

        ランジャタイ

          マイ ヒーロー

          ランジャタイという芸人に出会って、私の人生は変わった気がする。 どのように変わったのか、と聞かれたら、明確に答えられる訳では無いけれど、日常が、いつも見ている景色が、少し違って見える様になった。 2人は仲がいい。 だけど、2人は仲の良さで売ったりしないし、仲の良さを特にメディアで見せる訳でもない。 というか、未知な部分が多すぎる。 だから、仲がいいなんて、本当の所は2人しか分からない。私がどうこう言える資格は無いけれど、でも、だけど、1人のファンとして、見ていれば分かる。

          マイ ヒーロー