第100回箱根駅伝 展望~往路編~

はじめに


皆様先日はありがとうございました。
50人以上の方が常時集まっていただき、ファンの方が増えたことをとても感じます。
今回は人も多くプレッシャーもあると思いますが、緩い試合のタイミングでは緩くやりたいので、関係がそこそこ長い方は是非スピーカーとして参戦をお願い致します。

時間もないので簡単にポイントを・・・

まずは創価大のオーダーから。
桑田④ームチーニ①ー山森④ー野沢②ー吉田響③
川上①ー石丸②ー小池①ー吉田凌③ー上杉④

濱口③小暮③山下蓮②竹田②齊藤①織橋①

往路は交代がなさそうな雰囲気ですね。
復路はどうか、というところ。
榎木監督のコメントで「往路を重視するオーダー」「小さく負けて(響で)大きく勝つ」「復路は3位を維持したい」という内容と一致したオーダーですので、順調かと思います。


今回の箱根駅伝のポイントは3つあって
①吉田響にわたるまでにどのくらいの差で抑えられるか
②吉田響でどのくらい「勝てそう」か
③「第二の矢」「第三の矢」を放てるか→復路編にて

この3点がポイントになるかなと思います
往路は①②が争点となります。

①吉田響にわたるまでにどのくらいの差で抑えられるか


以下1強(駒澤)+3(中央・青学・國學院)+2(創価・城西)の争いを主に書いていきます。時間もないので選手の情報は雑誌参照でお願いいたします。
タイムはかなり上下20秒ぐらいぶれると思っています。粘って欲しい。

1区


駒澤 白鳥→(篠原)
中央 溜池
青学 荒巻
國學 瀬尾→青木
創価 桑田
城西 野村

恐らくそこまでハイペースにはならないと思います。中央大・青山学院大がどう駒澤を攻撃していくか、という感じです。
駒澤大が篠原になった場合は新八ツ山橋や蒲田ぐらいから早めにペースアップしてくるのでは。対応力が求められます
何もなければ六郷橋の下りからの勝負。
桑田は1区内の10000m持ちタイムトップになりそうで期待がかかる。
一番強いのは順天堂の三浦で、3000mSCでオリンピック入賞の実力は駅伝でも1区であれば強力。出来れば六郷橋の下りまでで15秒ぐらいは離しておきたいが・・
注意点としては東京農業大の1区が前田になった場合はハイペースの可能性もあります。個人的にはそちらの方がありがたい。
出来れば3位争いのチームから10秒20秒でもリードを奪いたい区間。そういう想定で考えたい。大変ですが20秒リードで想定します。

2区


66:30 中央吉居大 駒澤鈴木
67:00 國學院平林 青学黒田(太田) 順天堂浅井 日大キップケメイ
67:30 城西齊藤 創価大ムチーニ 早稲田山口 中央学院吉田 国士舘カマウ 山梨学院キピエゴ 

駒澤 鈴木
中央 吉居大
青学 平松→黒田(太田)
國學 平林
創価 ムチーニ
城西 磯西→齊藤

簡易的なタイム想定を。そうですね、中央と駒澤には割と差をつけられると思います。往路優勝だというのならこの区間の負けは30秒以内でないと厳しいと思います。
ここも含めて1区でアドバンテージを取りたい。大変ですが。
ムチーニは初駅伝の全日本大学駅伝では区間4位ですが初駅伝・単独走・暑さという状況下でも走れているので、距離に対しては不安はないと思います。気温が下がって周りに選手もいますので。日体大記録会は5人しか選手がいない状況下だったので上がり目はあります。
序盤は貯金を使って落ち着いて入り、Gonta Slopeの上り→上り切ってからの下り、最後の3km戸塚の壁が勝負。
出来れば中央と1分以内、國學院とは30秒以内、城西には勝っておきたい

3区

60:30 駒澤佐藤 城西キムタイ
61:00 中央中野 青学太田 
61:30 國學院山本 早稲田石塚
62:00 創価山森

駒澤 佐藤
中央 中野
青学 太田(黒田)
國學 佐藤→山本
創価 山森
城西 中島→キムタイ

2区までは各校の主力選手が並ぶため、もしかしたら10番前後の可能性もあります。ここで押し上げていきたいところ。
創価大にとっては鬼門の3区で想定も結構厳しいですが、山森は創価大初の2年連続の3区出走で前半どこまで攻めていけるかの確認がガッチリハマれば負けは最低限に抑えられるのではないかと思います。
この区間での創価大記録の更新(62:41 葛西)は上位進出のために絶対更新しないといけないと思います。前半落ち着いて行って欲しい。
國學院の山本との勝負も楽しみです。調子が戻り切っているのかが?なので想定は少し下げました。

4区

61:00 駒澤篠原 中央湯浅 國學院伊地知
61:30 青学佐藤
62:00 創価野沢 城西山中 

駒澤 小山→篠原()
中央 伊東→湯浅
青学 佐藤
國學 辻原→伊地知
創価 野沢
城西 山中

野沢は甲佐10マイルで好走があっての抜擢かと思います。メンバーは強いですがロードへの強さは冬にハーフマラソン62分台2回で証明済。昨年1年生で5区出走と上りに強く、後半は粘っていけそう。昨年を見ていると上位選手は前半3kmの下り基調から一気に突っ込むため、前半を攻められるかどうかが勝負のように思います。恐らく城西大の方が前ですが、離されないようにしていきたいところ。62:00は想定としては他の選手に比べて高いです。

まとめ
書いていませんが、東京農業大と早稲田大、帝京大はここまでの区間で強いためもしかしたら9位ぐらいの可能性もあります。ただし5区で引き離すことが出来ます。

想定したタイムを計算すると
1位駒澤
+30(160) 中央
+90(100) 青学
+90(100) 國學院
+120(70) 城西
+190 創価
こんな感じになります。()内は創価大との差。

②吉田響でどのくらい「勝てそう」か

5区

69:00 創価吉田響
69:30 駒澤山川 城西山本
70:00 
70:30 青学若林
71:00 早稲田伊藤 國學院上原 (駒澤金子)
71:30 中央山崎

駒澤 金子→山川
中央 山崎
青学 若林
國學 上原
創価 吉田響
城西 山本

國學院・中央は想定している選手と変更がありました。上原は出雲駅伝・全日本大学駅伝と好走している選手で71分ぐらいで走れるとのこと。ただし山の準備をしているのかどうか。本命と思われた佐藤快が3区登録で??という感想です。
中央は阿部を8区に回し1年生の山崎を投入しました。阿部との合計では速くなる想定のようです。正直70分台で走る可能性もありますが、記録会でタイムが伸ばせていないのがどうか。5区71分切りは10000m28分30秒ぐらいの走力が必要です。
最後に青学の若林。メンタルに課題のある選手で競り合いになったときにどうなるか。1年次から上積み出来ていれば70分を切ってくるのではないかと思います。
響の想定は区間新に。2年前より平地区間の走力もついていてもらう位置も前目になるし中継車・カメラもつく(風除けになる)。上積みはあるでしょう。

合計するとこんな感じになりました。(秒です)

駒澤 0
城西 +120
中央 +150
青学 +150
創価 +160
國學院 +210


3位以内を取るためには出来れば城西以外のチームから最低1分はリードが欲しいです。(欲を言うなら2分)
そのためには前半粘ってどこまで差を抑えられるかが重要です。1分負けの想定の区間を40秒にできるかどうかが大事。
キーマンはムチーニ特にGonta Slopeからが勝負です。

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大変だったので復路は書きません。もっと簡易的にやりたいなあ。

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