可愛い秋田犬に癒されて津軽の寿司に舌鼓を打つ日帰り秋田&青森旅行記
気温が下がってきて、短い秋の訪れを感じる夏休み最終日、旅行に行くことにしました。さんざん悩んだ末、決めたのは秋田&青森です。
”初・1人飛行機”、テイクオフ
せっかくなので飛行機で行くことにしました。行先は青森、なのですが、ちょうどいい時間に飛行機がなかったので、羽田空港から大館能代空港行きの全日空の飛行機に乗って出発です。これまで様々な場所に行ってきましたが、1人で飛行機に乗ること&秋田県と青森県の上陸は実は今回が初めて。
航空券は「スマートU25」という、25歳以下限定の割引プランを利用し、定価の半額以下で購入しました。いままでためてきたポイントなどを駆使して1万2,800円でした。
・・・毎度のことながら、空港にはぎりぎりに到着。品川駅のみどりの窓口で今日の切符を買っていたところ、京急で羽田空港に着くのが保安検査場の締切10分ほど前になってしまいました。
締切時刻がかなり迫っていたので、近くにいた係員の方に申し出て、先に通してもらいました。
保安検査場を通過し、56番搭乗口へ。つまり端です。非常に遠く、私が搭乗口を通過した時点で「あと6名のお客様をお待ちしています」とのアナウンス。だいぶ最後の方になってしまいました。
平日朝の羽田は大混雑。誘導路上で10分ほど待ってから離陸しました。
途中、揺れのため、温かい飲み物はなく、冷たい飲み物のみの提供でした。あのコンソメスープを期待していたのですが、残念です。飛行機で飲むあのスープ、なぜか異常においしく感じます。
大館能代空港には定刻より15分ほど遅れて到着。リムジンバスは飛行機の到着を必ず待ってくれますので安心です。バスに乗って鷹ノ巣駅を目指します。
秋田犬に会いに行ってきた
「秋田犬」。読み方は「あきたいぬ」で、これは「秋田県」との混同を避けるためだとか。
鷹ノ巣駅からは奥羽本線に乗り、秋田犬の街として知られる大館へ。市内には秋田犬会館なるものがあります。これは「日本の犬種団体では唯一の博物館」(秋田犬ツーリズム「秋田犬会館」より)だそうです。
係の方曰く、この子の今の体重は30kgほど。体はまだ子どもで、これから35〜40kgほどにまで成長していくそうです。
会館の2・3階は博物館となっています。展示内容が思っていたよりも充実していて、可愛い秋田犬と人間との深いつながりが紹介されていました。
大館駅前にも秋田犬がいます。こちらは「秋田犬の里」。
青森へ向けて特急つがる号で移動
駅から1kmほどのところにあるショッピングセンターには無印良品やDAISOなどがありました。完全に余談ですが、DAISOで折りたたみ式のハンガーを見つけました。旅行先で使うハンガーとしては最強のハンガーです。なにしろコンパクト。都心のDAISOでは見かけなくなってしまいましたので、思わず衝動買いしてしまいました。おすすめです。
この街が気に入ってしまい、名残惜しいところではありますが、特急列車に乗って青森を目指すことにします。
やや”鉄分濃いめ”の話もしますと、先日、2024年春のダイヤ改正で、乗継割引が全滅するとの発表がされました。乗継割引とは、在来線と新幹線を同一日・同一駅で乗り継ぐ場合には、在来線の特急料金が半額になるというもので、かなりお得な制度です。
このつがる号にも、新青森駅で新幹線と乗り継ぐ場合にのみ設定がありますので、記念に乗継割引を適用した切符を購入した、というわけです。
乗継割引のことを書きましたので、たまには購入した切符を紹介してみます。
右上の切符に大きく「乗継」と書かれていますが、これが乗継割引のことです。「東・優・4割53」というのは、4割の株主優待割引を適用したという意味。渋谷の金券ショップで3,550円で手に入れてきましたので、それを使ったのです。
青森市内を観光
新青森駅からはバスで三内丸山遺跡に行くつもりでしたが、つがる号では熟睡してしまい、新青森駅に着く直前に目が覚めたことは覚めましたが、降りそびれてしまいました。
次に青森にくるのはおそらく来年の2月。そのときには寒すぎて行く気になれないだろうから今日行こうと思っていた矢先に降りそびれましたので、わりとショックです。
まあそれはともかく、1時間少々で青森に到着。駅の周辺をぶらぶらしたいと思います。
青森駅を出てすぐのところにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に行ってみました。館内には巨大なねぶたがずらり。歴代の数々のねぶたに圧倒され、青森の方々のねぶたに対する熱い思いが伝わってきました。
ねぶた祭り開催期間中に再び青森を訪れたいと思いながら、次に向かったのは八甲田丸。かつて青函連絡船として活躍していた船で、廃止となった現在は資料館となっています。
ディナーは・・・
普段の私であればコンビニやスーパーなどで適当に済ますのですが、今日は時間もあることですし、奮発して何かおいしいものを食べようと思います。
ANAの国内線に乗りますと、旅行雑誌「るるぶ」が読み放題となります。「るるぶ 青森」をスマホでぱらぱら見ていると、おいしそうな寿司屋を発見。そこに紹介されていた「一八寿し」に行ってみることにしました。
"回らない"寿司屋にひとりで行ったことのない私はやや緊張しながらのれんをくぐってみました。
もちろん大変おいしく、来年の2月に青森に来た際にもう一度行きたいと思います。
青森からは新幹線に乗車
おなかもいっぱいになったところで、東京行きの最終の新幹線はやぶさ号に乗って帰ることにします。東京までの所要時間は3時間20分です。
今回の旅行でひとつ印象に残ったのは、大館駅前でバスを待っていたときのこと。バス停の前に立つ私のうしろにはオバサマがおふたり、立ち話をなさっていました。周りが静かですので、会話が耳に入ってくるのですが、方言がきつく、何と言っているのかわかりませんでした。
私自身のルーツが東日本にあるためか、四国や九州よりも東日本の方が居心地がよく感じます。気のせいなのかなんなのか、わかりません。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは。
〈執筆:R〉
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