正気を疑う価格で大阪発金沢へ1泊2日旅行、素晴らしすぎるカプセルホテルに宿泊
旅行4日目にしてはやくも疲労が見え始めています。
さて今日と明日は青春18きっぷはお休み。旅行を"中断"し、ここ大阪から金沢まで1泊2日で旅行に行きます。
料理で例えるならば「お口直し」でしょうか。
金沢に向けて特急列車に乗車
「大阪発サイコロきっぷ」という半ば正気を疑うような値段のきっぷを使い、大阪と金沢を特急で往復します。
もちろん今日は木曜日。5,000円を支払い、サイコロを振って決定した、金沢に向けて出発します。乗車するのは9時12分発の特急サンダーバード号。乗客の中で、おそらく最安で乗車していると思います。
やや“鉄分濃いめ”の話をしますと、2024年春に北陸新幹線が金沢〜敦賀間で開業すると、このサンダーバード号の運用も大きく変わります。1度くらいは乗車してみたいと思っていましたが、まさかこんな形で乗ることになるとは思いませんでした。
大阪から3時間弱で金沢に到着。
金沢市内をぶらぶら
お昼時ですが、あまりおなかが空いていないこともあり、昼食はパスします。金沢市内のバス1日乗車券を800円で購入し、周遊バスに乗車。まずは街並みが有名な「ひがし茶屋街」に行ってみます。国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているそう。
金沢には数年前に家族旅行で一度訪れていますので、今回はメジャーどころを軽く見物する程度とする方針とし、お次は日本三名園のひとつ、兼六園へ。
ぶらぶら歩いていると、なんといきなり土砂降りに。近くにあったお土産屋さんに逃げ込むと、次々と人が入ってきて、みなさん雨宿りをされていました。幸いにも15分ほどで小雨となり、再び散策開始。
昨日の英語Onlyのカプセルホテルでは英語圏の国に宿泊したかのような感覚を覚えましたが、きわめて「日本的」な風景に心が癒されました。やっぱり日本はいい国だなあとつくづく思います。
お昼ご飯を食べていませんので、いい加減おなかがすきました。ということで夕食は金沢名物「金沢カレー」を食べに行こうと思います。
カプセルホテルにチェックインののち、「近江町市場」へ。「近江町いちば館」の地下1階にある店舗にやってきました。
カツカレーって、カツにソースをかけないのが普通だと思いますが、ここではかけるようです。辛口のソースで、カレールウはあまり辛くありませんので、ソースがいいアクセントになるんですね。そして米が多い&食べるのはフォーク!
米とルウが半々というのがカレーライスというもの、だと思うのですが、「米:ルウ」が体積比で8:2ないし9:1くらいに思えました。お皿一面に米が敷き詰められていて、ルウはその上に乗っていて、揚げたてのカツがさらにその上にちょこん、くらいの感じ。非常においしかったです。
今日の宿泊場所が素晴らしすぎた
今日宿泊するのは「トリフィート ホテル&ポッド 金沢百万石通」。外観はこんな感じ。金沢城公園や兼六園が徒歩圏内で、金沢の一等地にありますが、今夜のお値段はなんと1,850円。安い。
実はこのホテル、安いだけではありません。とんでもない魅力があります。1,850円とは思えません。千の位の数字を間違えてるとしか思えないほど素晴らしいホテルでした。
このホテルのすごいところを列挙していきます。
最も驚いたのは朝食がついていること。宿泊しない人でも朝食を利用できるようですが、その場合990円かかるそうです。
・・・もう一度言います。私の今夜の宿泊費は1,850円です。
開業したばかりで、あまり知られていないのでしょうか、とんでもない安さなのに満室ではないようでした。ぜひおすすめします。
ちなみに1,850円というのは割引をきかせた結果です。定価ではないようなのでお気を付けを。
残念なポイントとしてはHPが少々わかりにくい。普通にアクセスするとカプセルホテルのことが出てきません。
【今日の収支】
※ 宿泊費は翌日に計上することにしています。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。
〈執筆:R〉
※ これは連載記事「日本半周旅行 in 2023夏」の一環です。
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