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新幹線や特急列車が1日乗り放題!話題の「キュンパス」で小旅行

JR東日本が発売する「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」を使って、日帰りで旅行することにしました。
このきっぷ、恐ろしいことにJR東日本の特急や新幹線の自由席、さらには一部の私鉄が1日乗り放題で1万円。平日限定とはいえ、とんでもない人気のようです。

朝一番の東北新幹線や上越新幹線は軒並み満席、自由席も立ち客がいてあまりの混雑に列車が遅れるほど・・・らしいので、そんなところにはいかないことにします。「いま話題の!」とか「映え!」とか言われると途端に行く気が失せます。私はニッチでシブいところが好きです。当然、朝いちばんのはやぶさ1号やらやまびこ51号になんて乗ってたまるかとなるわけで、朝遅めの北陸新幹線で北上していくことにします。

上越妙高駅で下車。キュンパスを使っているとみられる同業者たちがやはりたくさんいます。そして乗り継いで特急しらゆき号で新潟へ。直江津や長岡から乗ってきた方がたくさんいたようで、指定席2両に自由席2両をつないだこのしらゆき号が新潟に着くころにはご覧の盛況っぷりとなっていました。

2週間ほど前には、日本半周旅行の途中で新潟に来ていました。あのときはちょっとリッチに駅前のホテルメッツに泊まりましたね。そしてこちらは、もう間もなく見納めとなる、新潟駅前名物バス乗り場。バスがバックして入ってくるこの構造は、全国的にも珍しいそうですが、再開発に伴って見られなくなります。

私が新潟に来た理由はただひとつ。「バスセンターカレー」を食べることです。1時間に1本しかない新幹線の発車まではあと50分。コンビニでバイトの退職願を印刷→郵便局に行って、名札とともにバイト先に郵送、というタスクをこなし、駅から700m離れたバスセンターでカレーを食べなければなりません。絶体絶命、勝負のスタートです。

そして走って到着。列に並び始めたこの時点で、発車まであと22分。食券を買い、左の列に並びなおしてようやく着丼という流れなので、食券の券売機まで10分、着丼までそこから5分、3分で食べて4分で行けば間に合うな、と頭の中で計算していました。

さすがにここで引き返すわけにはいきません。

時間があまりにもないので、ミニサイズにしました。1秒の猶予もないのに写真は撮るなんて、まさにブロガーですね(何様)。

もちろんしっかり味わいました。ルウは黄色く、マイルドっぽいですが、見た目以上にスパイシーなんですよ。おいしかったです。隣にいた大学生らしき2人組は「んー、おいしいけど、これを食べるために新潟に来るのは違うかな」と言っていました。ここでこれを食べること自体が大事、味は二の次じゃないか・・・と思いながら盗み聞きしていました。そ

そして猛ダッシュ。発車メロディーが鳴り終わる3秒前くらいに車内に駆け込みました。発車メロディーが鳴り終わっていないので、いわゆる駆け込み乗車にはならない、という自分勝手な言い分をここに書き残しておきます。

そうまでして急いだ理由はこれまたただひとつ。仙台に行くためです。先述の日本半周旅行の際に拝むことができなかった伊達政宗公の銅像を見るためだけに仙台に行きました。新幹線も1日乗り放題ですから、どれだけ乗っても変わりません。

雨が降ってきて大変でした

仙台駅では品川行きの特急ひたち号に乗って帰ろうと思っていましたが、信号に引っかかって地下鉄を1本逃がし、仙台駅での3分乗り換えに失敗しました。いや、正確に言うと、間に合ってはいたのですが、券売機がなく、きっぷを発券できなかったために乗り遅れました。

どうしても大混雑の新幹線なんてまっぴらごめんだと思って、とった手段がこちら。グリーン車よりもさらに上の、グランクラスです。

重々しい雰囲気のドアが1枚立ちはだかります

盛岡方面からくるやまびこ号やはやぶさ号はグランクラスも含めてほぼ満席でしたが、仙台始発のこのやまびこ号はグランクラスのみ空席に余裕がありました。ほかはいっぱいですよ。とんでもないことです。

乗客は私と、明らかな同業者が1名、そしてスーツを身にまとったオジサマ1名。途中の宇都宮でこれまた1名、オジサマがいらっしゃいました。宇都宮から東京までグランクラスかい!とびっくり仰天です。

スリッパをもれなく回収しておきました

・・・グランクラスの感想ですか?そんなものはここには書きませんよ。いうまでもありませんからね。


かつてない手抜き記事になった気がしますが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。

〈執筆:R〉

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