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ルート外だけど何とかして平泉を目指すの巻【24冬日本半周#16】

6:00起床、今日は早起き。2日続けての快活クラブの利用ですがよく寝れました。学割の力で料金は2日とも2,000円切り。学生っていいなぁ(笑)。

山形再訪

午前中は専ら列車を乗り継いでの移動。横手から新庄行に乗って終点を目指します。なぜ朝早くから乗らねばならないのか?純粋にダイヤが◯ソでこれに乗らないと平泉観光ができないからです。

難読駅名・及位(のぞき)

到着した新庄駅に来るのは初めてですが、山形県には以前訪れたことがあります。高校2年生の夏以来、2年半ぶりの再訪です。

ただいま山形!!!

中高生の頃よく食べていたおしどりの「ミルクケーキ」や以前来た時は買わなかった「パインサイダー」が駅ナカで売っていて、どこか懐かしい心持ちで構内をうろついていました。

1時間後の陸羽東線・小牛田行に乗車。当初は鳴子温泉で途中下車する予定でしたが、このまま古川まで向かうことにしました。

平日というのに、鳴子温泉駅からドッと人が乗ってきました。たった1両の気動車なので車内の人口密度は一気に上昇。鳴子温泉〜小牛田間くらいは2両でもいいのでは?と思いました。

ルート外の平泉を目指す

僕らのしゅっぽ…いや、業務連絡書のルートには平泉は入っていません。しか〜し!!このまま平泉の金色堂を見ずして帰るなんてことなどできません!!!こうなった以上、なんとかして平泉に行ってやりませう!!!

古川からチートアイテム・新幹線を使って一ノ関まで北上し、そこから出る中尊寺方面行きのバスに乗ります。乗り継ぎのタイミングも完璧。

さあ着いた!!

平安時代後期に東北のほぼ全域を治めていたのが奥州藤原氏。その藤原氏が極楽浄土を描いてつくりあげたのが毛越寺、そしてここ中尊寺です。

その中でも中尊寺には金色堂という名の通り全体が金ピカのお堂があり、世界遺産にも登録されたのは周知のことでしょう。この金色堂にぜひこの旅行中に訪れたかったのです。

金色堂の“囲い堂”

金色堂は金を使っているため、野晒しにしてしまうと大変なダメージを受けてしまいます。そこで「囲い堂」というお堂で金色堂を囲い、腐食からお堂と仏像を守っているのです。

お堂内は撮影禁止。さらに中尊寺建立900年記念で一部の仏像が上野の国立博物館に“出張”しているそうで、そこは少し残念でした。しかし黄金の輝きとお堂の荘厳なつくりには感激!!螺鈿や蒔絵のきめ細かさには大変驚くばかりで、とても良いものを見たと思っています。今度来た時にはフルメンバーでいて欲しいですね(笑)。


さてこれにて本日書きたいものは書き終わりました。前回・前々回が長かっただけに、すごく短い文でしたね(笑)。

それでは次回、摩訶不思議な交通機関の巻(仮称)でお会いしましょう。さようなら〜。


※ これは連載記事「鉄路で日本"半周" in 2024 Winter」の一環です。

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