見出し画像

この景色でも東京!奥多摩の日原鍾乳洞に行ってみた【夜行列車連泊#1】

都心から電車で2時間。日原鍾乳洞に行くべく東京の西のはずれ、奥多摩町にやってきました。7月に入ったばかりというのに容赦ない暑さです。

東京の鉄道の西の果てです

鍾乳洞まではバスで移動。「鍾乳洞行き」ですので、迷うことはありません。バスに乗っていると奥多摩工業のセメント工場が見えてきます。山の中に唐突に表れる感じがいい。仮に廃墟になったとしてもよさそうな雰囲気ですね。もちろん現役です。

これでもばっちり東京都。

バスを降りて山道を歩くこと10分。途中にごはん処もありますので、ランチには困らないと思います。そして鍾乳洞入口に到着。いよいよ中へ入っていきます。

中から外に向かって吹く冷たい風を受けながら暗い道を進んでいきます。さっきまで灼熱の中にいたはずなのに、ちょっと歩いただけではやくも肌寒く感じてしまいます。内部は気温10度、湿度85%で一定だそう。

向かいから来た人とすれ違うことも困難な狭さです。

当然にして天井も低く、通路も狭く、リュックサックを背負った私は通るのに苦労しました。

水琴窟にたどり着きました。実は2度通ったのですが、2度目にしてようやく名前の由来と「お静かに」の看板の意味がわかりました。滴る水が岩に反射して琴の音のように聞こえるのです。とっても静かにしないと聞こえません。

向かいから話しながらやってきた外国人観光客に、音がするんだけど聞こえる?と話しかけてみたら感動していました。かなり静かにしないと聞こえませんよ。

これまたいい音がするんです。

そして1番の見どころと思われるエリアに到着。
試しにスマホと一眼レフカメラで撮影して比べてみました。数十秒ごとにライトアップの色が変わりますので、色が違うのはそのためです。

こっちはスマホ。iPhone11 Proです。
一眼レフ。

適宜天井から水が滴ってきますので、一眼レフカメラをずっと持っているわけにはいきません。もっとも、狭くて急な階段が続きますので、一眼レフで写真を撮っている暇などないというのが正直なところではありますが。

歩いているとこれまたたいそう立派な石筍を発見。天井から伸びているのを鍾乳石、地面から生えているのが石筍だそうで、なんでも1cm伸びるのに150年かかるそうです。

画面左の方にも石筍がにょきにょき。

そして狭くて急な階段を次々に降りていき、無事生還。足元が滑るということはありませんので、そこまで心配する必要もないかと思います。

外に出るとキンキンに冷やされためがねに結露が生じて何にも見えなくなりました。

ぴんぼけっ

1時間半ほど滞在しましたが、鍾乳洞の中は広く、見ごたえ十分。
ホームページ上に100円割引券が載っていますが、印刷して券の部分だけ切り取って窓口に提出する必要があるという、アナログなクセモノですが、リンクだけ貼っておきます。バナーの「割引券」というところです。

それとアクセスについてですが、奥多摩駅から鍾乳洞まではバスで30分ほどです。ところがどっこい、土日祝日は鍾乳洞までバスが行かず、途中までしか行きません。途中のバス停から歩いて25分もかかるとかかからないとか。行くなら平日に限るということになりそうです。


また記事を改めることにしますが、今日から夜行列車に3連泊します。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは。

〈執筆:R〉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?