【感想】文スト アニメ58話

※原作漫画の内容も少し出てきます。ネタバレ注意。
※台詞はアニメからのリスニング引用になります。


感想

  • 「では早速虎の背に乗せよ!」しょっぱなから燁子さん可愛いな。コッチ系の人(=与謝野さん、尾崎さん、芥川さん)が全般苦手な敦君。振り回された(いたぶられた)覚えのある人たちだね。燁子さんに飛び乗られる前の敦君の顔良い~、睫毛長い~。燁子さんと、彼女を肩車した敦君の背中の大きさが全然違ってて萌えた。これまでロリロリしてたのに、真意に迫られて急に声低くなるのエグい。それにしても敦君かわええのう。しょたつし君……。

  • 「条野は冷徹だが、その実は暴悪を憎み、弱きを守る勇者だ」「本来なら俺は、先程の吸血種の首を追うべきなのだろう。だが五分だけ、俺は正義より条野の方を見る」仲間思いの熱い漢、それが末広さん。

  • 賢治君覚醒のシーン、何度も見返しちゃうな。白黒の砂嵐の中に開かれる眼。眠れる怒りが目覚めたか。末広さんの腹に蹴りを入れる際、脚が塵を巻き上げる描写が入ったけど、私には周囲の色すら薙いだようにも見えたな。そして、窓ガラス突き抜けてなおトラックの荷台がひしゃげるほどの衝撃を生み出す脚って。人間の体の方が先に負けるはずなのに吐血で済んだ末広さんが凄い。「助ケナキャ」を繰り返し呟く賢治君。押さえつけていたものが剥がれたような低い声。顔面を殴られたあと、一旦元の顔に戻るんだけどそのときのスン、って怒り以外が欠落し、一周まわって呆けた表情になってて「ある感情一つが心を占めると、人間ってこういう顔するんだ」って納得した。

  • 「その人を一緒に探しましょう」いつものトーンで賢治君が喋り始めたときすごく安心した。「静かな頭で考えれば」末広「条野が事件を放ってまで助けに来てくれという訳がない」賢治「僕が貴方に怒る理由がありません」二人共、仲間のこととなると感情をむき出しにできるんだね。

  •  解除した防壁が開いたとき、ドス君は先にかがんで潜ったけど、中原さんは自分の高さまで開くまで待ってから進んでるんだよな。これはドス君の後をついていくからで合ってる? 小さいからとかではなく??

  • ムルソー組。今回も声の温度差で風邪ひきそうだ。「素直(笑)」も面白いし、猫耳の異能犯罪者さんについて説明してるときの太宰さんの声は、低くてえっちい。「だからこの罠を選んだ」

  • ドス君の中也さん呼びェ……あんまり腹から声出さない人の叫び方だね。焦り顔も珍しいし、A戦以来傷つくの滅多にない。回線の切られたタッチパネルが爆発して、火傷し流血してるところも見たことがない。でも、「ぼくは殺せませんよ」は、何か裏がありそうな発言だな。原作漫画では「グッド・バイ」だったけど発音は「グッバイ」だった。英語発音重視だったのかな(何の話?)。溺れる中原さん……そういえばこの人泳げるんじゃ……。

  • 「起きろ敦君」「起きろ、時間がない」「敦君!」4期でも言ったけれど、だんだん院長から太宰さんへ意識が移っている。「僕にはここ(孤児院)しかない」から「僕にはここ(探偵社)がある」って思考が変わったのかな。

  • ブラちゃんは天然さん、というか棺入り息子(棺と書いてハコと読む)なだけだと思われ。それでも自分が抱える領民を想う気持ちは忘れていないんだなあ。文ちゃんにかけた「家臣」という言葉も守らねばならぬ対象であることを表しているのだろうし。

 Xでの反応を見たり、それを追いかけながら再放送をみたりしていてずっとハラハラしてます。でもそれが楽しい。リアタイ勢はいよいよ最終回を迎えるとのことで、どんな展開になるのか……楽しみです。


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