【感想】文スト アニメ46話

※原作未読のアニメ視聴となります。台詞はアニメからのリスニング引用になります。


感想

  • 蝶々のエフェクト本当にきれい。そういえば、蝶々は彼岸と此岸のあわいを彷徨うとされているようですね。まさに転生にふさわしいモチーフ。

  • 「『私の』与謝野君」て、嫌だよぅこのロリコン……。銃を拭くのは環境が衛生的でないからかしら。森さんに潔癖のけがあるのは、やはり医療を提供する身としては当然のことかもしれない。不死連隊の話を切り上げようとしてるときの森さんの目に光がなく、「余計なことを口にするな」感が否めない。

  • 半身が吹っ飛んだ人、「自分の名前も言えなくなった」って……そうだよな、あくまでも治癒であって元の状態に戻ることではないんだよね。

  • 「だがお前は別だ。やれ」の森さんの顔が恐怖でしかない。国の勝利のためには不死連隊が必要で、そのの成立には与謝野さんの異能が不可欠で、だからって精神的に追い詰められた人間を撃てるところに人間味がない。

  • 正しさも過ぎれば悪か。とは思ったけど、あの正の字はあの環境下では気休めでしかなくて、そう信じていないと、勝利を信じていないとやっていけなかったのが真実だと思う。実際の戦争もそうなんだろうね。始まりは与謝野さんを慰めるための言動だったけど、最後は矛盾点しか見えなくなって。「死の天使」という発言には彼女を責めるような感じもあったし。「君は正し過ぎる」は与謝野さんへ気遣ったつもりなんだろうけど恨み言に聞こえる。

  • 誰かがおっしゃっていたけど、発狂した与謝野さんが収容されてるのは精神病棟(壁も床もクッションの継ぎ目みたいなのが見える)で合ってると思う。森さんの笑顔は怖いし、与謝野さんの目の動きが機械みたいなのはもっと悲しい。

  • 「僕の超推理が世界一の異能力、あとはどうでもいい能力」何だかんだいってこの理論が人を救ってるし間違いではないのかもしれない。福沢さんのテキトー理論だったけど、当の本人が納得してるのがその証拠。この男に惚れない訳がないでしょ。与謝野さんの目にハイライトが戻ってきて安心した。


 与謝野さんの異能と戦争についてのお話を思いついたので別途書きます――と言いつつ、他の考察も溜まってるから早く書きます。


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