ただ見てるだけという生き方
いいえ私は見てるだけで結構です。
こんな話を数多く聞いてきた。
私は何でもやりたい人なので、取り敢えず参加タイプ。
だから、見てるだけっていうのが自分の辞書にはなくて、言われると結構戸惑う。
変だな変だなとずっと思っていて、それでも日本人は奥ゆかしいからとか、謙虚だからとか、自分に言い聞かせるように納得させていた。
先日のワールドカップラグビーのおかげで、世界と日本について勉強できる機会があり、にわかながら本当に参考になる話がいっぱい。
日本代表の前々回監督エディージョーンズもこんなことを本の中で言っていた。
「1995年、私が初めて日本に来た時、人々に強い個性がなく、みんな他人から自分がどう見えるかということばかり考えているように見えました。 自己主張を極力控え、「普通」であることに心を砕き、半ば眠っているように見えたのです」。
せっかくいいものがあるにもかかわらず、やらないという自分のスイッチを押す習慣でずっと来たために、それが当たり前と化して疑問さえも抱かないということになってしまう。
チャレンジしないから壁が越えられない。まさに、ラグビー日本代表はそこにはまっていた訳なんですね。
エディーさんによると海外では多少国によって違いはあるが、どんどんチャレンジする文化だと言います。
さらに「与えられたものをこなすだけでは、本当の力は生まれません。人間はきわめて知能的な生き物です。自分で考えたり、決断したりすることから、大きな力が生まれるのです」。
つまり、挑戦することを意識的にやることが大事というわけなのです。
社会もバブル期のように、勝手に成長しているような時代はいいですが、今なんか先行き不透明。
何でも政府に頼るというのではなくて、自分で動いていくことが必要になるのでしょうね。
よければ、この本も読んでみて下さいね。刺激になりますよ。
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