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マラソン/トライアスロン

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マラソン、トライアスロン、等の持久系スポーツに関する情報を提供しています!
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#自転車競技

バイクの走行速度を高めるために。。。

自転車ロードレース競技は、ある一定の距離を速く走行することを競い合う競技ですので、自転車の走行速度を高めその速度を維持することが勝敗の鍵となります。 その勝敗の鍵となる自転車の走行速度は、簡単に考えればギア比(前のギアの歯の数と後ろのギアの歯の数の比率:簡単にいえばギア比が大きくなるほど、ペダルは重くなる。)とケイデンスによって決定されます。 従って、ギア比をより大きくして、より速く回転させれば走行速度は上がるということになる訳ですが、その走行速度を維持するということを考

Polarized Trainingモデルに関して

海外のTriathlete.comというサイトに、いわゆる「Polarized Trainingモデル」に関する記事(下記)が掲載されていました。 Polarized Trainingモデルとは、Stephen Seilerによって提唱されたモデルであり、トップレベルの持久系アスリートのトレーニング内容を分析した結果、トレーニング(ボリューム)全体の80%が低強度トレーニング、残り20%が閾値トレーニング(中強度トレーニング)及び高強度トレーニングによって構成されていたこと

持久系アスリートが取り組むべきウエイトトレーニング。。。

最近では、持久系アスリートにとってもウエイトトレーニングが重要であるという考え方が普及、浸透しつつありますが、まだまだ誤った情報が飛び交っているのも事実であり、危険とも思しきウエイトトレーニングを行っていたり、非効率極まりないウエイトトレーニングを行っているケースを多々見かけます。 折角、競技練習以外にウエイトトレーニングに取り組む訳ですから、ウエイトトレーニングに割く時間が無駄にならないように、そして、無駄な労力を費やさないように、更に無駄なケガをしないように、正しく安全

心拍数と運動強度について

よく「脂肪を燃焼させるためには最大心拍数の60%の心拍数で運動すれば良い」などと耳にするように、心拍数は運動強度を示す指標として用いられています。 そこで今回は心拍数と運動強度について解説致します。 ●酸素摂取量について 心拍数と運動強度の関係について理解するためには酸素摂取量について理解する必要があります。そこでまず、酸素摂取量とは何かについて説明していきましょう。 私たちが運動のみならず全ての生命活動を行なう上では骨格筋が収縮する(筋肉を動かす)必要があります。骨格