氏より育ち
毎年この時期になると各地で食虫植物展が開かれる。
それは、春から育ってきて、捕虫葉が良い状態になるので。
私自身、一回だけ見た事がある。
その感想は、多くの品種を揃えるのは難しそう。
一般的な品種が殆どでしたから。
横の繋がりがあって、その時だけ出品してもらえるなら、通の方を唸らす事が出来るかも。、
それでも普段植物に縁の無い方がご覧になるなら、良いかもしれませんが・・・。
さて、食虫植物と言うと、その殆どは海外産。
それではつまらない。
欲しいと思ったら、買わないといけないから。
しかし、意外にも当地方の標高の高い湿原に自生していたり。
その一つが、モウセンゴケ。
以前、通販の山野草屋さんで買った時は、夏の高温、強日照で葉焼けして終わっていた。
その後、別の所で入手した株を育ててみたら、真夏でも遮光無しで育った。
それからは、上手く行く様に。
最近その一つから花茎が伸び始めた。(中写真)
まだ時期が早いので、開花して夏中に採種まで行く予定。
ちなみに昨年は、今頃採種していた。
それを採り播きしておいたら、春になってから発芽が始まった。
それらはまとまって発生したので、少し前に間隔を空けて植え直しておいた。(下写真)
その後、梅雨の降雨で馴染んだ感じ。
まだ小苗なので、二年後に成株になったら良い位。
この実生苗の意義は、生まれも育ちも我が家なので、環境に慣れている事。
極端な話、水さえ切らさなければ、放っておいて育つはず。
そうなると、管理が楽に。
元々自生している物なので、本来そうであってもらいたいもの・・・。
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