週刊伸長 ニコライ
ストレリチア「ニコライ」 輸入種子実生20年生 27cmポット植え
草丈:185cm(茎と根の境目から、葉の最上部まで)
管理 枯れ葉の除去 水やり等
園芸界において◯◯の秋は、播種や定植等 の作業以外に、花芽伸長開始や、開花も。
少し前に、キングプロテアの花芽が動き始めたと取り上げた。
他にもあって。
それは、ストレリチア・ニコライ。
今年もこの時期、伸び始めた。
ただ、過去とは違う株が・・・。
写真は、アメリカから取り寄せた種子から育てたニコライ。
調べてみたら播種から二十年も経っていたと。
同じ時に播いて育てた他の株は、とっくに開花に至っていて、この株は未開花で、処分検討中だった。
それで、数日前、どうしようかなぁと見ていたら、葉の付け根から芽が伸び始めていた。
あれ?出た!!!って感じですけど・・・。
ニコライは脇芽(葉芽)が出易い。それで、花芽と勘違いする事も。
写真②はすでに葉を展開している脇芽。もし、新たに脇芽が出るなら、この脇芽のすぐ上から出るはず。
①が今回発見した芽。それは②から少し離れた所から出ているので、これは花芽だと断定した。
芽先は葉芽と変わらない。何故なら小葉が付くから。
それで、葉芽かと思ってしまう事も。
それは、いきなり仏炎苞が出るわけでは無く、数節伸びて、その先に仏炎苞を出す。
よって、最初に顔を出した時は、こんな感じ。
この後は、冬中ゆっくり成長して、開花は来年の五月頃予想。
秋に花芽が伸び始めて、開花は翌年の初夏頃は、異なる科のキングプロテアと同じ過程。
それは両種が同じ原産地だと考えると、納得すると言うか、不自然な感じはありません。
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