【】数字と変化のお話


今回は活動者からは切っても切れない「数字」「変化」のお話です。
経験や体験から来る話がメインなので、今までより「かなり主観的」に感じると思われるので微閲覧注意として前置きしておきます。





数字に関してパッと思いつくだけでも

登録者数
同時接続数
視聴回数
高評価数
フォロワー数
いいね数
リツイート数
収益 etc…..

と数字がたくさん存在しています。

ほぼ全てのモノが「多いに越したことはない」数字なんですよね


ただ登録者が多いからといって同時接続数が多いわけではなかったり
フォロワー数が多いからと言って登録者数が多いわけではなかったり

全てがイコールになって繋がるわけでもないのが難しい所です

そして人は活動を通して「変化」していきます、活動を始めた頃と今で明確に自分は変わってないと言い切れる活動者の方が少ないと思いますし
その変化は「成長」「適応」など必要なものである場合が多いのでポジティブに捉えて良いことがほとんどです

ここからは経験則と体験のお話なのを念頭に置いて聞いてください。


この記事のテーマである数字と変化の部分に戻るのですが
数字がついてきて変化する」のと「数字を求めて変化する」のでは
だいぶ意味合いと予後の部分が変わってくる。と考えています。

多くの場合は活動に「テーマ」があると思います
最初はざっくりしたものでもなんでもよいのですが
例えば「生配信を頑張る」だとか「ゲームを頑張る」だとか
ある程度決めた上で活動を始めているはずです。

ここを更に細分化していくと
「ほぼ毎日生配信をする」「2日に1回だけど時間を長めに取る」「配信は週に数回だけど動画もアップする」「ほぼ毎日長めに配信しつつ動画もアップする」などなど

あえて明確に順位付けはしませんが、どのようなテーマを持っている人から数字がついていくというのは想像が出来るかと思います
そしてそれと同時に「現実的ではない」と考える方もいらっしゃるはずです
(例として著者から最も身近な生配信を挙げさせていただきました)

活動というのは未来が見えない中でお金も時間も投資をしなければいけないので
最初から全てを捧げるオールインというのはやはり踏み出しにくいですし相応の環境が必要だったりします。
中でもリスクを取ってオールインされている方もいらっしゃいますが、そういう方は明確なプランがあったり、覚悟の部分から整っている事が多いですね。

兼業で活動をされている方が一日の活動に取れる時間というのは多くて数時間が限度になりますから
オールインしている活動者とペースに違いが出来てしまうのは仕方のないことなんです
(オールインしていても時間が足りなくなる世界です)
時間に限りがある方でも隙間の時間にSNSを使って視聴者と交流をするなどしている方もいらっしゃいます、その部分も確実に活動に繋がってきますし
自身の出来る中で目いっぱいの時間を活動に割けるかどうかというのが「数字」の部分に繋がってくることは確かです。

そしてやっていくうちに自身に求められている部分はどこなのか、これをやったら数字が付いてくる。など手応えが得られるタイミングがあるはずです。
この部分が「自身の活動テーマと一致」していればそれは明確な武器となり、長く活動を継続をしていけるこれ以上ない要素になってきます。

しかしこの部分が「数字を求めて変化する」だった場合は非常に危ないサインになります
活動者というのはメタを追いかけ、流行りには出来るだけ乗っていくというのも大事な要素であることは確かです
ただ「数字を求めて変化する」のはコンテンツの理解を深めるのではなく数字を得る為だけの動きになるので活動の中身を濃くしにくいです
「数字を求めて変化しつつコンテンツの理解を深めるほど1つの流行りが続かない」というのも背景にはあります。
そしてなにより求めているのが数字なので数字の切れ目がモチベーションの切れ目になってしまいます
ズバリ言うと規模は大きいけれどアクティブな視聴者が少ない方は上記の傾向が強いです。
ここまではネガティブなワードが並んでいますが、フットワークが軽くアグレッシブであると言えるので規模を拡大させられているという事は別の部分に大きな魅力があるはずなんです。


基本的に取り組むコンテンツをベースにそれを知っている、興味のある視聴者を集め、少しずつその数字を増やしていくというのが規模の拡大方法
になるのですが
中には視聴者が知らないコンテンツでも「トーク」一つでついてこさせるような活動者もいらっしゃいますそういう方は時間がかかっても発掘されやすいです。
(コンテンツにより視聴者数が左右されないので規模が雪玉式に大きくなりやすい=発掘されやすい)
トークでやっていける方は才能ももちろんですが、人生の経験が他と違っていたり活動者を始めるに至るまで膨大な量の情報を取り入れてる方ばかりなのでベースの部分が強かったりします。
こういう方は規模以上のアクティブな視聴者が付きやすいです。

しかしベースが強いってことは新しく始めるにおいてどうしようもないのでは?と思われてしまうかもしれませんが
基本、個人の活動者というのは話すにおいても活動においても「初心者」からはじまるのでこの部分は取り組み方で変わってきます。

例えば「メタと活動テーマが一致していない」場合でも真面目に取り組んでいれば
それを求めていたという視聴者が徐々に集まってきます。メタのコンテンツのようなスピード感はありませんが
オフメタのコンテンツが好きな方というのは根強く離れない傾向にあるので、この場合も規模以上のアクティブな視聴者が付きやすいです。
そしてなにより自身に知識と経験が身につくので規模感以上に自信を持って活動している傾向にあります。


ここからは経験と体験ではなく今後の展望になります


突然ですが、みなさん「お酒、タバコ、ギャンブル」と言った部分にどういう印象をお持ちですか?
実際に嗜んでいる方からあまり良い印象がない方まで幅広くいらっしゃるかと思います。

最近これらの趣味をオープンに活動されている方が以前に比べて体感ではありますが増えてきたように感じています
「Vtuberとお酒のコラボ」「Vtuberとギャンブルのコラボ」に関しては既に成立していたりもします。

理由においてハッキリとわかるのは「大人層へ向けたモノ」という部分です
「お酒、タバコ、ギャンブル」当然ですが全て年齢制限が付いています。
制限がついている時点で全ての方が楽しめたり、共有できる可能性のあるコンテンツではないのですが
上記のモノを嗜んでいたり、趣味として持っていてなおかつ配信などを視聴している層というのは趣味に対して寛容かつお金を惜しまない傾向にあるのではないかと考えています。
いずれも「IRL(現実世界)」では声を大にして趣味と言いにくい背景があったりもするのでそれらを共有できるというのは「心を掴みやすい」です。

そして「Vtuberや配信の歴史が重なってきている」のも理由として大きいはずです
黎明期近くからVtuberや配信コンテンツを楽しんでいる方は同じように年を重ねていますし
ギャンブルの路線でいくと競馬がテーマの「ウマ娘」が抵抗をなくしていくのに一役買ったというのも非常に大きいと思います。

この路線に関しては今後も発展していく傾向にあると考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?