【考察、予想】これからの「Twitch」配信について
別れあり、出会いありの中で新年度を迎えました
生活環境が変わる方も多い時期なので、今まで通りの生活が送れる方もそうでない方も「趣味」の部分は最低限楽しめるように生活していきたい所です。
今回の投稿はここまでを振り返るだけではなく考察し予想していこうというテーマです。
先に注意として、当記事は配信プラットフォーム「Twitch」のデータを用いるので他プラットフォームではまた違うという意見もあるかと思いますがご理解いただけますと幸いです。
まずはこちらのグラフを見てください
上記はあくまで「視聴時間」のグラフですが配信者の数や総再生時間も同じようなグラフを描いています。
2020年以前、Twitchは緩やかに成長している配信プラットフォームだったのですが
とある時を境目にグンと視聴時間が伸びています、これは「流行病」が感染拡大したタイミングで
日本でもテレワークが多く導入されるようになりましたし
世界的に在宅する機会が増えたというのが配信業界の成長に繋がっていた事実があります。
ピーク時では倍以上に成長してる時もありましたが「現在、世界的には緩やかに下降しています」
流行病との付き合い方が決まってきたというのもありますし
日本でもオフラインのイベントが解放されはじめ以前の日常を取り戻しつつあります。
そんな中で「今後どうなるか」という部分ですが、グラフそのものを見て下降線だからといって「衰退」だとか「成長が止まった」というわけではなく
単純に「落ち着いてきた」という見方をするのが正しいでしょう。
日本に限定したグラフを見て頂いても
と短期間で明らかに成長しています。
その背景には先ほどお話をした「流行病」の部分もありますが
「他プラットフォームからの配信者参入」というのも大きな要素として外せません。
この投稿において個人名は挙げませんが、ニコニコ動画から活動されていた方達もTwitchで活動するようになりましたし
Vtuberの方々も規模の大小問わずたくさん参入してきたので、様々な方向から配信者が来た事によりプラットフォームとして成長しました。
今後もその「流れ」というのは途切れる理由がありませんし、活動形態に問わず「動画はYoutube」「配信はTwitch」と使い分ける方も更に増えてくるかと思います
とある大手配信者がTwitchの配信をYouTubeに切り抜きとしてアップロードする事でメインプラットフォームであるTwitchの収益をYoutubeが超えたという話もありました。
このモデルをすぐに実行するのは非現実的ではありますが、使い分けの中でそれぞれに固有の視聴者を付けて取り込むというのは「可能です」
やはり「企業所属のVtuber」さんにおいてはメインプラットフォームである「Youtube」の数字を超える方はほぼいませんし
Twitchで活動しているストリーマーとコラボの際にプラットフォームを切り替えるような使い分けも増えてきています
しかしながらこの部分においてはTwitchの視聴者層でYoutubeのライブを見に行く人が体感ではありますが多くないのもあるのかなと考えています。
少しでも多くメインプラットフォームに人を集めるのであれば自分を知らない人が多い場所に顔を出すというのはとても大事な行動になります。
ここまでは大手さんの話が中心だったり、規模が大きくてピンとこない数字やグラフの話になってしまいましたが
間接的に自分たちの活動にも関わってくる話である事なので、それがどういう事かというのを含めて以下で説明していきます。
Twitchにいる視聴者層というのはほぼ例外なく大手ストリーマーの視聴層なので「単推し」の視聴者を作るという点においては難易度が高いと思います
ただ自身が登録をしていない配信者も必ず一覧に出てくる仕組みですし、大手の視聴者というのが上から下まで分散していくのが「Twitchの魅力」の一つです。
(他にもたくさんの魅力がある配信プラットフォームです)
参考までにどのような形で配信カテゴリ内一覧表示されるかをご覧ください。
当然一列目には大手の配信者が来ます、そして2列目以降中堅~といった形にはなってくるのですが、3列までブラウザの1ページの中に納まります
見てわかる通り横や上下の移動がしやすいですし、今どういう場面なのかというのもサムネイルの表示で何となくながら掴む事ができますよね。
時間帯を工夫し大手の配信者がいないタイミングを狙えば同接2桁以上でこの一覧に載る事は現実的であり可能です。
仮に自身の配信に来てもらえなかったとしても名前や姿を見てもらえる機会の多さというのは伝わったかなと思います。
そしてこれはデータ等がない体感の話なのをご理解いただきたいのですが
Twitchのストリーマー(Vtuber)はSNSを積極的に活用していません
これは「配信時間が長い」のと「層が違う」からだと考えています。
配信時間が長いとSNS運用する時間はもちろんありませんし、必要最低限の情報しかSNSに載っていない場合が多いです。
ツイートをするような事も配信内の話題で完結されますし、実際に配信を見に行かないと情報が集められなかったり等はよくある話ですね。
Youtube活動者というのはSNSの運用がとても積極的な傾向にあります
Youtubeのコミュニティ機能も活用されている方が多いですし実際に機能しています。
Vtuberさんに限らずSNSでサブアカウントを運用して、メインを情報発信用にしてサブで日常的なツイートをする方も多いです。
SNSでの活動がYoutubeでの活動に「直結する」傾向が強いと判断しているので「層が違う」と表現させていただきました。
そして上記を掛け合わせて活動していく事に関しては「とても可能性」を感じています
配信プラットフォームに「住んでいる」人を確保するのはTwitchの方が難易度低いですし配信活動の濃度と密度が自身の規模に直結しやすいのは事実です。
そこにYoutube活動者が得意な傾向にあるSNS運用を掛け合わせたらある程度の規模までならスノーボールしやすいのではないか?というのが著者の考えです
兼業活動者さんにとっては難しい話だったり、時間的に現実的ではないという意見もあると思いますが、バランスを取り互いを運用していく方法には可能性を感じているというお話です。
少々長くなりすぎてしまうので、今回はこの辺で締めさせて頂きます。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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