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エポスGカードて皆持ってる?

ショッピングセンターのマルイを運営する株式会社丸井グループ。

商品を仕入れて販売する百貨店等とは異なり、販売する場所を貸し出しすることで家賃収入を得るビジネス。加えて、年会費が無料になり取得ハードルが低目ゴールドカード「エポスカード」を主軸にした”フィンテック事業”にも力を入れてます。
最近の日経新聞では、遂に「物を売らない店舗」の導入を進める記事が掲載されました。実店舗とネットの融合”オムニチャネル化”の推進による、新たな店舗造りに挑戦してます。

そんな中、直近22年第1Q決算書を見て、カード会員数に目が止まりました。

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全カード会員約700万人の内、約3分の1に当たる250万人が、プラチナ・ゴールドカードを持っている。こんなに割合高いのか!
確かに「ゴールドカードを持つ!」というステータスを刺激してくれる&程良いサービス感で持っていて損なし。
ということで、今やエポスカードを主軸とするフィンテック事業がグループ全体の稼ぎ頭となってます。

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本業の儲けを表す営業利益ベースで、グループのほぼ全ての利益を稼ぎ出してます。

ちなみにのカード利用の増加は、バランスシート上では「営業債権の増加」として現れてます。前期末から1Q間だけでも、約70億円増えてます。

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とは言え緊急事態宣言の影響で、増収減益となってる点からも、来年度決算に向けてはプラスに増収増益になる可能性が高そうです。

これだけ小売り業ではなく、金融事業に偏ってくると更にカード特典の魅力も上がるのではないかなと思ってます。QRコード決算が普及した中で、PayPayがいよいよ加盟店料を負担させる動きも進み、クレジット決済自体が改善を図れば、更に便利になりそうです。

自分の持つクレジットカードを見直してポイ活しようと改めて決意しました。

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