*New* All along The "Fire" Watchtower 真庭市編〜旦土〜
R429号、美咲町の「江与味橋」(この橋も古い)
この橋を渡って北上してさらに橋を渡って三休公園脇をK30号の旭川沿いに北上していくと旦土橋が嘗て有った。バイクでは何度も渡って揺れる橋だった。車では数回。ちょっと怖い印象でゆっくり渡った記憶がある。
R429号で「ダムの駅」を過ぎたらトンネルへ進み(かなりの間、川沿いは通行止め、結構狭いし怖いR429号)トンネルを抜けたら右に行けば「江与味橋」。左にK370号へ行く。K370号を只管北上していくと、丁子路に当たるが右折して道形にK370号を進めば先のK30号に出られる。その川の手前が「旦土」。初めて通ったK370号だったので火の見櫓を見つけた時には若干テンションが上がった。廃校の「津田小学校」の川沿いの彼岸花が綺麗だった。火の見櫓を撮影後、「そう言えば古い橋があったな、写真撮っておくか」と向かったら、新しい「新旦土橋」が掛けられて「旦土橋」は通行止めになっていた。近いうちに橋は撤去だな、と翌る日の月曜日に写真を撮りに行ったら丁度、撤去に向けて足場を設置する作業の始まりであった。ギリギリセーフ?
さらに翌週にいくと、覆いが・・・。
そして、半年ぶりくらいに火の見櫓を撮影した帰り(また新しく見つけてしまった「美咲町西川上」)に寄って見た処、完全に姿が無くなっていた。この橋は昭和13年製で85年の生涯であった。(うちのバカ親父と同い年とは・・)
中島公園(ただの空き地に近しい)に橋の残骸鉄屑を置いておくとは聞いていたので見たら、無惨。まぁ、こんなものよな。火の見櫓もそのうちこうなるんだから。
ありし日の「旦土橋」
すべては記憶の彼方へ。その内記憶も無くなる、雨の様に涙の様に。
<了>