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All along The "Fire" Watchtower 勝田郡奈義町編 〜馬桑〜


県境シリーズ、R53号の端。
ループ橋のすぐ近くに立っている。

奈義町には割と櫓が残っていて、多分もう少しあるんじゃ無いかと
思いっている。別冊では「関本」を入れました。
「小坂」のR53号沿いに立つ、簡素な櫓も掲載しました。
同じ勝田郡で「勝央町」では1基も見つからなかったのが・・・・「?」

昔、「豊沢」の現代美術館の裏側(西側?)にも立っていて
早く写真に納めとけばと後悔している。

現代美術館には2〜3回程、行った事がある。
今では古い思想(永久展示)で1度行ったら普通、2回目は行かないだろう。
現代美術自体、カテゴリーとして興味無いが良いと感じるものには、
カテゴライズしないので何でも見る。
ただ、ここの展示で良いと思った展示は無いし、
チラシみても「わざわざ2時間」掛けて行くには値しない。

下らない永久展示物を置くぐらいなら、後世にこうすべき「火の見櫓」を
どうーせ土地は余っているのだから館外に、あの撤去された「火の見櫓」を
立とけば良かったんだ。その方が価値がある。

亡くなった橋本治も著書「ひらがな日本史」で言っていた様に
日常生活品が価値がなくなれば、美術品として価値が芽生える。
履き古したナイキのエアジョーダンだって、床の間に飾る日が来るだろう。
誰が作ったか設計したか分からない物が良い物とされる、
「民藝」の世界にも通ずる。

人は目の前から無くなった途端、其の価値に気づくが、
気づいた時にはもう、遅いのである。

<了>