『 やさしいね 。 』
高校生の時、ある日、友人にこう言われました。
なぜ彼女が私に向かってこう言うのか不思議に思いました。
それは友人との別れ際、必ず相手に言う言葉が私にはありました。
その言葉は
「気をつけてね」です。
バス🚌💨で帰る友人、歩き🚶♀️で帰る別の友人に対しても言っていました。
歩き🚶♀️で帰る友人は歩きだから大丈夫と言ってましたが...
バスで帰る友人が私がいつも言ってくれるからやさしいねと言うのです。
私には至って普通のことだったのですけどね。
思いがけない「やさしいね」の言葉でした。
サービスカウンターで働いていたときですが、ある日、車椅子に乗った男の子が来店しておりました。
年齢は小学校3、4年生ぐらいでしょうか?
いや、もう少し小さかったでしょうか?
その男の子が私に
「お姉さん、握手して!」と言うではありませんか。
突然だったけど、いいよとカウンター越しだったけど、仲良く握手🤝をしました。
その後、男の子が
「やさしいね」と...
「なんで?」と私が聞くと...
「握手🤝してくれたから」と言うのです。
その時、私は男の子がなんで車椅子に乗っているのか理由はわからなかったけるど、辛い思いをすることがあるのかなと感じました。
今、思えば、カウンター越しでは無く、男の子の前まで行って、目線を合わせて、握手🤝をすれば良かったと思っております。
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