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旅の準備、メスティンで炊飯してみた

日本一周してみたい症候群。旅行費用の節約は、まずは食事であると思うけど、その土地の美味しいものは躊躇なく食べてみたい。でもね、毎回そうはいかないだろうし、飽きるとは思うので、その隙間は自炊でしのぎたい。ということで、車中でもできそうなアイテム使って自宅でご飯を炊いてみた。


1 用意したアイテム

山歩きの知識はあるが、キャンプの知識はない。ないけれども興味は薄々持っていて、何気に情報は仕入れていた感じ。なので、車の中で安全に手早く簡単にご飯が炊くためのアイテムは早々がついたので、次のようなものを手に入れてみた。

  • メスティン(ライスクッカー)

  • ポケットストーブ

  • 固形燃料

ライス・クッカー(メスティン)、ポケットストーブ

 我々の世代だと軍隊で使うような飯盒が定番なんだけど、火力がいるし、そんなに大きなものは必要ないので、手軽なメスティンがよさそう。
私が購入したのは、ライスクッカーという名称で売られていたものであるが、中身は同じかな。1.5合用の日本製で、ドン・キホーテで498円で購入。

メスティンを載せるポケットストーブ。1.5合用のメスティンが載るサイズを選んでみた。組み立て式で折りたたむととても小さい。カチッとした作りであるが、展開するときに指を切りそう。展開するときの力の入れ方にちょっとしたコツが必要。これも、ダイソーで440円(風防込み)。

固形燃料は、旅館の朝食でアジの干物を焼くときに使うものと同じで、カインズで20個入りで398円。サイズは25gで燃焼時間は15分くらいかな。以前、燻製をやるに桜チップを燻るに使っていたので、なじみが深い商品。

2 炊飯してみた

まずは、安全な自宅のキッチンで炊いてみる。

  1. 最初なので1合で実験。メスティンの内側にお米と水を入れる目安のメモリがついているので楽ちん。1合の無洗米を入れて、次に水をメモリまで入れ、吸水を1時間。

  2. ポケットストーブを組み立てて、固形燃料に火をつけメスティンを置く。固形燃料が燃える尽きるまでほったらかし。横長のメスティンの中央部だけに火力が集中しそうだが、熱伝導もよさそうなのでそのままにして様子を見る。そのうち、沸騰したと思われ、湯気が噴き出すが蓋が持ち上がらないようなので、これも放置する。

  3. 固形燃料が燃え尽きるのに15分程度。その後、15分ほどそのままにして蒸らす。基本は、ほったらかしだな。

  4. 恐る恐る蓋を開けてみる。おー、しっかり炊けているよ、お米が立っている。むちゃ美味しそう。食べてみても芯はなし、ほかほかで美味しい。メスティンの底が少し焦げている。

固形燃料(25gタイプ)、ちょうど良いサイズ。
セッティング完了、着火する。
炊きたてー!お米が立っている。

3 総括

超初心者だと思うけど、実に簡単である。固形燃料が燃え尽きるまで放置なので、自分で調整をする部分がない。炊く前の吸水と炊き終わった後の蒸らしさえ手を抜かなければ誰でも美味しく炊けるのではないかな。
車内を想定すると、あまり強烈な火力は危険だし、一酸化中毒とかそういうのも怖いので、この程度なら実効性高し。お米と合わせて50円くらいで夕食と朝食分のご飯が炊けそう。そして楽しい。
ちょっと自信が出てきた。何回か繰り返してみて、車内で実地検証もしてみたい。

以上、お米を炊く話でした。
この文章は、ニーナ・シモンのおしゃれなジャズを聴きながらカフェで書いてみました。応援、よろしくお願いします。

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