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日本一周の前哨戦(山陰、山陽旅行)

定年までお疲れ様、そして家族に感謝など、様々な思いの中での山陰・山陽地域を旅行した。家人と86歳の母親を連れての旅行で自由度はないが、まずは家族中心に行動した。
加えて、私の日本一周の前座として、使用するアプリの検証も同時に行う。
ここでは、旅行の感想は程々にして、この検証を中心に記載する。

1 初めての島根県訪問

出雲空港から松江しんじ湖温泉までのルート

出雲便が復活した静岡空港から島根県の出雲縁結び空港へ、約1時間で島根県に初上陸っていうのは驚異的に近いと感じる。
これまで、訪れていない都道府県は島根県と鳥取県だけだったので、これで残りは鳥取県のみ。

搭乗したFDAの機材は、ちびまる子号

レンタカーを借りて、宿泊先の松江しんじ湖温泉のホテル「なにわ一水」に向かう。素敵なホテルで満足度が非常に高い。出てくる食事がもう完璧だ。

A5和牛のしゃぶしゃぶ、本物を初めて食べた

2 出雲大社とかベタすぎる

松江しんじ湖温泉から広島までのルート

2日目の最初は、日御碕灯台。全国にある登れる灯台16基中の一つ。全国一高い石造りの灯台ということで、163段の階段を登っていく。かなり目が回る。さらに、土足厳禁ということで、靴下履いた状態で鉄の階段を上がる。これはかなり珍しいパターン。周辺は、大山隠岐国立公園でジオパークとなっているので、絶景が広がる。

日御碕灯台の周辺は、絶景が広がる。遊歩道も整備されている。

次は、メインの出雲大社。この辺で雨が止む。
86歳の母親同行なので、超ショートカットの参拝。本殿から直近の駐車場に停めて、おお、これが大注連縄なのか、さすが出雲大社だ!と思ったら、これは神楽殿で、その隣のやつが本殿だと思って参拝をしたらこれは拝殿。帰る途中で気づき、また戻って、その奥の御本殿でもう一度参拝する。

これは凄いぞ、大注連縄

島根県は、これで終わり。ざっくり過ぎる。

雲南市を経由し、広島市へ移動。わかっていたが大都市過ぎてすべてにおいて戦闘力が高い。

夕食は、お決まりのお好み焼き。おたふくソースではなく、カープソースだったのでちょっと感動。

お決まりのお好み焼き。甘めのカープソースが美味しかった

3 しまなみ海道を経由して骨付鳥

広島市からしまなみ海道を経由して丸亀市までのルート

3日目。朝イチで、原爆ドームへ行く。先週、映画『オッペンハイマー』を観たばかりなので、思うこと多し。

広島ドーム。誰もが空を見上げて、考えてもらいたい。

しまなみ海道を経由して、香川県丸亀市に宿泊。単純に行程の都合で丸亀市になっただけであって、特に丸亀市に思い入れはない。

とは言え、丸亀市に行ったら行きたいところが二つあって、その一つが、今回訪れた「お食事処 飯田屋」である。

まず、手打ちうどんのお店なので、うどんメニューの中からアサリうどんを注文。もう、これが絶品。アサリの強い出汁が強烈で、濃厚な旨みしかない。

さらに、骨付鳥であるが、若(ひな)を選択。もう絶品(またか!)で、塩・胡椒・ガーリックで味付けがしてあり、かなりスパイシー。丸ごと焼いてあるが、熱々の骨付鳥をハサミでちょきちょき切って、生キャベツと一緒に食べる。もう満足しかない。

アサリうどん、これ以上の旨味はないという出汁
骨付鳥は、丸亀のB級グルメ。次回は親鳥を食べる。

4 馬鹿みたいに砂がある

丸亀市から鳥取市までのルート

4日目。瀬戸大橋を渡って本州へ再上陸。
倉敷美観地区を散策して、鳥取砂丘へ移動。期待せずに来てみたが、かなり感動した。広大な砂丘の風景、Insta360X3を持ってくるべきだった。

小さな花筏。倉敷美観地区は春の香り
広大すぎる砂場、鳥取砂丘。凄いぞ。

5 出雲空港から帰路につく

鳥取市から出雲空港までのルート

道の駅でお土産を購入しながら、出雲空港に向かう。時間的に余裕がなく、足立美術館はパス。慌てて、トヨタレンタリースなのに、ニッポンレンタカーに返却に行っちゃったりして、恥ずかしい経験も・・・。
5日間で977kmをレンタカーで走行、移動ばかりで、今回の山陰、山陽、瀬戸内を巡る旅は、ちょっとダイジェスト過ぎました。
でも、楽しかったな。

5日間の全ルート、良く走行したな

6 ルートヒストリーの検証

ここからは、ロガーアプリ「ルートヒストリー」の検証とする。

まずは、このアプリにより生成されるデータ量が気になっている。これまで何度か使ってきたが、先日、iCloudのデータの容量を確認したら、3.6GB(12日分)もあったので、この勢いで日本一周の記録を取ったらiCloudもスマホの記憶メモリもパンクするのではないかと危惧をしている。

アプリの開発者の方(以下「開発者」という。)と連絡が取れたので、情報交換し最適解を探りながら、今回の旅をしている。

初日の移動距離は、21.93km。なぜか、iCloudにはデータのバックアップがされていない。どういうタイミングでバックアップがされるのかわからない。ストレージのデータ量を確認すると、678.6MBとなっているので、明日の移動からどの程度、増えるのか確認をする。

2日目の移動距離は、240.7km。iCloudは通信タイミングなどで処理が複雑になるので途中から「iCloud保存」の設定を外す。ストレージのデータ量を確認すると、733.3MBとなっているので、54.7MBの増。1km当たり0.23MB増えた計算となる。
日本一周で15000km走行した場合、単純にkm当たりの数値を掛けると3.4GB程度か。意外に少ないな。
iCloudの中身がブラックボックスすぎるので、これに頼るのは危険な感じがする。

3日目の移動距離は、329.8km。ストレージのデータ量は、800.8MB、67.5MBの増。1km当たり0.21MB増えた計算なので、概ね前日と同様の増加量である。

4日目の移動距離は、240.99km。5日目の移動距離は143.6km。2日間で384.59Km。ストレージのデータ量は5日目終了後の総量が906MB、この2日間で105.2MBの増。1km当たり0.27MB増えた計算
(4日目のストレージデータ量の記録を忘れました)

そうすると、1km当たり0.23MB、0.21MB、0.27MBなので、平均の数値から、GPS精度Normal、記録精度100m、記録距離10m、iCloud同期なしの設定とした場合、ストレージのデータ量は「1km=0.24MB」と考えて良いだろう。日本一周の総走行距離が15000kmとして3.6GBとなる。使用スマホがiPhone15Pro256GBなので、充分使用に耐えうるかな。

なお、開発者からは、「データ量が膨大になるのでGPXファイルでバックアップをお勧めします」とのアドバイスを頂きました。日本一周時の毎日のルーティーンの一つにしなければ(忘れそう)

5月中旬から始める日本一周旅の前座として、レンタカーでの家族旅行だったけどデータとして残すこととする。日数にはカウントしない。″たひちず″もデータはそのまま残した。
まあ、ルート的には、この辺、必ず通過するけどね。


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