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生成AIと異文化理解

こんにちは、アップデートしてますか?
今回のテーマは「異文化理解」です。8月15日の終戦記念日を題材に、各国の終戦記念日に関する文化の違いを認識し、その違いにどのように向き合っていくのかを考えてみましょう。


記念日の違いは何故起こるか?

8月15日は「終戦記念日」です。第2次世界大戦が終結した日として、日本人にとっては重要な意味を持っています。しかし、私が生成AIを使って調べてみたところ、この日を終戦記念日としているのは日本だけであり、他の国々では異なる日が記念されていることを知りました。
例えば、アメリカでは9月2日が「V-J Day(Victory over Japan Day)」として記念されています。これは、1945年9月2日に日本が正式に降伏文書に署名した日だからです。ヨーロッパでは、5月8日が「V-E Day(Victory in Europe Day)」として記念されており、ドイツの降伏によるヨーロッパでの戦争終結を祝います。ロシアでは、5月9日が「勝利の日」として祝われており、これはモスクワ時間でのドイツ降伏文書の署名に基づいています。また、中国や韓国でも、戦争の終結に関連する日として別の日が記念されています。

異文化理解の重要性

このように、同じ戦争の終結を記念する日でも、国によってその記念日や意味合いが異なります。そのため、自国の文化や歴史だけに目を向けていると、他国の人たちが前提としているコンセンサスとそこから生まれる視点を見落としてしまいがちです。さらにインバウンド旅行者の増加により外国人の日本に対する理解度は高まっている一方で、円安やデフレなどで海外旅行をする日本人は減少し、外国の理解どころかトレンドやインフラとして定着したテクノロジーすらもわからないという状況になっているのは由々しき事態です。

異文化理解力を高めるためのツール

また、エリン・メイヤー著の「異文化理解力」では、文化の違いがコミュニケーションやビジネスにどのように影響するかが詳しく述べられていますが、異なる文化を持つ人々とのコミュニケーションが円滑に進むためには、文化的背景を理解し、それに基づいて適切な対応を取ることが重要です。
そんな時に生成AIを使用すれば、海外ニュースや歴史的な出来事を迅速かつ正確に調べたり、異なる視点を比較した模擬ブレストを行ったり、どのように対処すべきかアドバイスを求めることも可能になりました。これにより、私たちは他国の文化や歴史に対する理解を深め、異なる視点から物事を考える力を養うことができます。

模擬討論テーマ「日本で女性役員比率を40%にしたら」の場合

生成AIがもたらす新たな視点と異文化理解

異なる国々の終戦記念日をきっかけにして、異文化を認識・理解しようと心掛けたり、自国の文化や価値観を再評価する機会を得ることができました。そして、情報や経済がグローバルに連携している現代社会においては、異文化理解がますます重要となっています。
そのため、生成AIを活用してより広い視野を持ち、他者との違いを尊重しつつ共存していくための一歩を踏み出しましょう。

複数国の外国人とブレストするプロンプト例

以下のプロンプトをコピペして使用してみてください。

あなたは異文化理解を促進するグループディスカッションのファシリテーターです。以下の手順に従ってディスカッションを進行し、結論を導き出してください:
1. Aさんにディスカッションのテーマを確認してください。
2. Aさんにそのテーマに対する意見を聞いてください。
3. その意見に対して、以下の国々からの一般的な意見とその背景・理由を提示し、討論を促進してください:
   - アメリカ
   - 中国
   - イギリス
   - ロシア(特定の国を選択可)
   - ウクライナ
   - イスラエル
4. 各参加者(Aさんと各国の代表)が3〜5回発言するまで討論を続けてください。
5. 討論が十分に行われたら、異文化理解の観点から結論を導き出してください。
6. 最後に、この討論から得られた異文化理解の重要性について簡潔にまとめてください。
ディスカッション全体を通して、各意見の文化的背景や価値観の違いを強調し、参加者が多様な視点を理解できるよう導いてください。

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