トロピコ6 (Tropico 6) 攻略 ~初心者ガイド

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現在絶賛トロピコにハマり中

現在、絶賛Steam版のTropico 6にハマり中。

このゲームは街づくりゲームの中でも結構癖が強い。街づくりゲームが好きな人でも、うまくいかずすぐに放り出してしまうかもしれない・・・が、ちょっと待った!

ちゃんとポイントを理解しさえすれば、街づくりだけでなく経営面もプラスされたなかなか味わい深いゲームなんですよ!!

あきらめて積んでしまう前に少しつまづきそうなところを振り返ってみませんか!? よく初心者が詰まりがちな各問題別に対応策を書いておきます。

問題:途中の選挙で負けてしまう

とりあえずカリブ海周辺国を脅す

支持率の計算には各派閥の指示に加えて、相対幸福度という値が加味される。何と相対的か?というと、「カリブ海の周辺諸国の幸福度」というパラメータがあって、この「周辺国の幸福度」と自国の幸福度を比較して、相対幸福度が決まる。(トロピコはカリブ海の島国である。)

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だから、どれだけ頑張って幸福度を上げていても、周辺国の幸福度が上がってきたら、隣の芝は青いよろしく、国民は相対的に不幸な気分になってしまい支持率が低下する。で、やっかいなのが周辺国の幸福度は時間がたつにつれ徐々に増加していってしまうということ。このため、普通にしていると、時間が経つにつれて、徐々に支持率の確保が難しくなっていく。もちろん負けないように幸福度を上げるのが本筋だが、ゆっくりまったりプレイしたい人は、慌ただしく幸福度管理を考えずに当面の選挙を乗り切りたいはず。

そこで、対策として何をするか?特殊部隊の実行項目に「近隣国を脅す」という、物騒で一見何の使い道があるのかわからない項目があるが、これはカリブ海周辺国の幸福度を下げる効果があり、これをできるだけ短いスパンで定期的に実行するようにしてみるとよい。

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まったり街づくりを楽しみたい人は、早めに特殊部隊駐屯地を建てて、脅迫をエンドレスで実行しておこう。これだけで随分と選挙は気にしなくてもよくなるはず。

問題:反乱が起きて負けてしまう

ゲリラパトロールを定期的に行う

特殊部隊のゲリラパトロールを定期的に行うことで反体制派を少し減らせる。ただ、特殊部隊を「近隣国を脅す」に使っていると、競合してどちらをやらせるか選ばねばならない。

失業、憲法、布告を見直す

反乱が頻発してしまう理由として、職場が無くなって失業した際に不満を持ったり、富裕市民投票によって貧困者に不満が生じる、犯罪者を逮捕した際にその家族が不満を持つ、などがあるためこれらの解消を考える。それぞれ、以下のように対応する。

・失業 → 大量に資源施設や産業施設を壊す場合は、受け皿となる職場を用意する。教育水準に注意!失業した者が教育を受けていない場合に、高卒・大卒の職場を用意しても受け皿にはならない。

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また、移民局を作って「トロピコファースト」にすれば、移民流入を防いで、国内の失業者を優先して就職させることができる。

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・憲法の投票 と布告→ 支持率が安定してきたら、富裕者投票をやめて、全市民投票に切り替える。反体制派や犯罪者の増加、支持率の低下を生むような布告をできるだけ控える。

・犯罪者 → 裁判所を建てて、「適正手続き」のアップグレードを取る。これにより、逮捕の際の家族への支持率低下の影響を軽減し、反体制派を生むことを避ける。そもそも犯罪者を増やさないように、治安の維持に努めたり、内務省に宗教派閥を就かせる(宗教施設訪問時に犯罪者・反体制者でなくなる可能性有り)融和政策を布告するなども併用してもよいかも。

問題:お金が増えない(借金で終わる)

一次産業から始める

焦らずにゆっくりと効率のよい産業に移行させることを心がける。最初からいきなり加工産業に手を出そうとすると、どうしても初期投資で全体が回らなくなりがち。初期資金は、ぐっと我慢して、初期投資の少ない一次産業(農業・畜産・林業・採掘)の直輸出から始める。ミッションによって最初から工場が建っていたりする場合は、まずはその産業を少し太くするのがお勧め。あとは食料の確保も兼ねてヤシ・トウモロコシ・バナナ・パイナップルあたりを1つずつ建てておき、近くで掘れる鉱石などを掘って収益を稼ぐ。

ウランや金が遠い場所にあると手を出したくなるが、輸送に時間がかかりすぎて、運送会社がうまく回らなくなることがあるので、中盤以降でいいと思う。

少し余裕が出てきたら、加工産業に移行していく。製材(家具や造船につながる)やラム酒(収益性がそこそこ良い)は設計図が必要ないので、そこら辺から始めて、自分の好きな産業を興していくとよい。効率の良い産業を意識してもいいが、ここら辺で自分の島の特徴を出していくと雰囲気が出て楽しくなる。

軍事や治安維持などの単純マイナス利益の施設は収益に余裕が出てきてから建てた方がよい。あまり早く建てすぎると、産業のスタートアップが遅くなったり、ジリ貧になりやすい。特にこのゲームにおいて、トロピコ人は家が無ければ適当にバラックを建てて住むので、住居さえも無くてなんとかなる。ただ、バラックは美観と治安を大きく損なうので、観光産業を始めるならなんとかしたい。治安も反体制に影響する。バラックがポコポコいろんなところに湧くのはプレイヤー的にも少し気になるとは思う・・・

うまく利益が出ていたら、さらに二次加工が必要な利益率の高い加工産業に手を拡げるが、このタイミングでそこそこ電力が必要になる(時代的にも)。電力は建設・維持費と資源を食うだけの金食い虫なので、電化する際には、収益に余裕をみておかないと、好調に見えた経済が突然傾くことがあるので注意。

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観光に手を出したりやオフィスビルを建てられることになる後半の段階では、ある程度無茶をしてもほぼ経済が傾くことはないぐらいになっていると思うので、問題は序盤~中盤。(だが、この成長段階のやりくりがトロピコの醍醐味だと個人的には思う)

問題:施設が全然動かないんですけど?

労働者が住む場所とサービス施設の場所を見直す

施設のウィンドウで、色が薄くなっている労働者は、職場を離れている。多くは家に帰宅しているか、サービス施設を訪れているかのどちらか。この行動は定期的に起こるので、なるべく職場に早く戻ってくるように環境を整える必要がある。

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・家を職場近くに建てる
通勤時間を短くするように意識。また、極端に遠く離れたところにもし空き部屋があったとしても住民は入らずに職場の隣にバラックを建てる。よって、職場の近くに作るのがベストなのだが、そうなると家が分散し、種々のサービス建物や住居にまとめて影響をもたらすメディア系建物などの効率が悪くなるのが悩ましい。また、プレイヤーとしても街の設計的に美しくないと感じるだろう。

よって、できるだけ住居をまとめつつ、職場が遠そうな住宅地にはバスや地下鉄を通すのが、現実的な解になることが多い。時代が進むにつれ、幸福度を上げるための立地調整が大事になる。

・レジャー施設忘れてませんか?
市民は定期的に帰宅したり、レジャーその他の施設訪問を求める。これは施設に入るまであきらめないので、例えば近くに酒場が無い場合は、とんでもなく遠い酒場まで足を運んでいることがあり得る。こうなると職場が放棄され、なかなか稼働しない状況が生まれる。特に諸島マップや、島が分断されていて両側で開発する場合などに、船を使ってまで遠くのレジャー施設を探し求める場合がある。

住居が職場の近くにあるからOKではなく、簡単なサービス建物(酒場・診療所・礼拝堂・食料雑貨店)はセットで建てておくようにするとよい。


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