トロピコ6 (Tropico 6) 攻略 ~他の街づくりゲームとの違い

Citiesやシムシティなどの他の街づくりゲームと雰囲気は似ているので、ついついそういうゲームと同じ感じで進めたくなってしまうトロピコだが、他のゲームとの違いをいくつか挙げておく。

個々の市民が生活している

大きく眺めると建物の開発と経営でゲームが進行するが、ミクロに見れば、各市民の名前やパラメータ、生活の様子まできちんと見ることができる。さらに個人に賄賂を贈ったり、逮捕や暗殺したりも可能。生活のシミュレーションが為されているのは自分としては楽しい要素と感じる。

産業建物は少なめ(1個~2個)で十分

商業系の建物をついついまとめてたくさん建てたくなるが、建物自体の強化もあるので、同じ施設を同じところに何個も建てる必要はあまりない。マップにもよるが、同一の資源建物は多くても3~4個、同一の加工産業系の建物は多くても2個ぐらいでそこそこの出力が得られる。住居はさすがに何個も建てるが、それでも他の街づくりゲームの感覚よりは少なめだと思う。

消防署や病院が効果エリアではない

サービス建物(消防署・病院など)が効果影響範囲として明確にエリアで区切られる街づくりゲームが多いが、このゲームでは、特に、消防署や病院には明示的にはエリアが無い。とはいえ、市民は近いところでサービスを受けようとするので、暗にはエリアがあるようなものだと言われればそれまでだが。全域にバランスよく消防署を建てても火災が起きなくなるわけではない。この点で、いわゆる「中央にサービス建物・その周りに住居」が定番の街づくりゲームより多少自由度は高いと思う。

サービス建物で効果範囲が有るものと無いものをまとめてみる。

影響の種類による建物の分類

〇効果範囲が明確にある:メディア系建物(新聞・ラジオ局・テレビ局)・ゴミ処理建物 → メディア建物は効果範囲エリアが明確に表示され、その範囲内で自由度を上げたり、プロパガンダの効力を及ぼす

〇効果範囲がぼんやりと有る:治安系建物(警察署)・公園・軍事建物 → 周囲にぼんやりと影響を及ぼす。軍事建物は防衛エリアがあるが明示されない。種々の建物の汚染も、じんわりと周囲に拡がる。

〇効果範囲は無いが住居から近いことに意味がある:医療建物(診療所・病院)・宗教建物(礼拝所・教会など)・各種娯楽施設 → これらは市民がサービスを受けるために来訪することに意味がある建物。市民が建物を訪れたときに効果が発揮される。

〇効果範囲はあまり意識しなくてよいもの:消防署・政府系建物(全体効果の建物) → 消防署は火災を防止するわけではなく、火災が起こったら現場に駆け付けることで機能するので、あまり場所を意識しなくてもよい。ただ、島は渡れないので各島に1つは欲しい。(消防ヘリもあるが、アップグレードが高価)

でも実は消防署は施設検査ワークモード(か木の上のネコ)で動かすとお得になるので、結局は工場か住宅地の間に建てておくのがよいという結論に落ち着く(笑)

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設置場所が限られている建物がある

例えば、鉱山を建てようとすると、鉱脈がオーバーレイ表示されて、特定の鉱石が埋まっているエリアにのみ建てることができる。

その他にも、島国のゲームらしく、海岸や海上にのみ設置可能な建物もわりとあって雰囲気が良く出ている。海岸設置の建物は方向も決まっているので、ぐるぐる回しながら正しい設置を探るとよい。

農園・牧場・伐採キャンプ・ココナツは、建てる場所には特に制限が無いが、土壌が向いているかどうかによって収穫量が変わってくるため、できるだけ向いている土壌に建てることになる。結局のところ、経済をうまく立ち上げようとすると、一次産業の位置はわりとマップ任せで建てる場所は選べない感じになっている。

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