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Neural DSP Archetype Plini x YORKAUDIO MES 412OS-V2レビュー

Neural DSPのアンプシミュレータプラグインのなで最も汎用性が高いと評判のプラグイン Archetype PliniとYORKAUDIO MES412OS-V2のキャビネットシミュレータを組み合わせてのレビューを書きます。

Archetype: Plini x YORK AUDIO MES 412 Cabinet IRデモ動画

デモ動画を作成してみました。

ギターはIbanez RG721FMを使用しており、ギター→DI→オーディオIFで直接録音しています。

Archetype: Plini

自分はこのプラグインでむしろPliniを初めて知りました。曲はフュージョンですが、思いディストーションサウンドとハイテクニックが特徴的なギタリストですね。このプラグインではPliniサウンドを再現すべく、クリーン/クランチ/リードの3つのアンプと、エフェクト、キャビネットシミュレータ、ポストエフェクトで構成されています。

ただ、他のNeural DSPのプラグインもそうなのですが、キャビネットシミュレータの設定がなかなか難しい。パッと聞いた感じの音はいいんですが、曲に合わせて突き詰めるようとすると、できることが多い分なかなか決めきれない感じがします。なのでここに他社のキャビネットIRを使うと、いい感じに落ち着くことがあります。

YORK AUDIO MES 412 OS-V2

今回は一部界隈で評価の高いYORKAUDIOのキャビネットIRと組み合わせてみました。キャビネットはメタル定番のMESA/BOOGIE 4X12 OversizeにCelestion Vintage30の物を選びました。


今回の動画では曲に合わせて色々聞きながら選んだ結果、SHURE SM7 とNeumann U47マイクを使った「YA MES 412 OS Mix 08 .wav」というIRファイルをしようしました。

操作感と音のレビュー

Archetype: Plini自体リリースされて結構経つので今更余り書く必要もなさそうですが、評判通り3つのアンプどれも良いです!また、今回使っていないもののキャビネットシミュレータはNeural DSPの他のプラグインと比較して最も使いやすいように思います。
今回使用したLeadのアンプ元ネタはPeavey 5150という意見がネット上に結構ありますが、個人的にはもう少しMESA/BOOGIEよりな気がしました。高音が突き抜ける感じよりも、音の太さを感じました。
キャビネットIRのYORKAUDIOは個人的によく使用しますが、音のバランスや質感がとても良いです。ただ、広域がピーキーになったり低音が多すぎるケースもあるのでアンプシミュレータとキャビネットIRだけでMixreadyにするにはちょっと難しいかなと感じます。Mixreadyな音という意味ではML Sound LabやOwnHammerの方が良いかもしれません。


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