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『悪は存在しない』と『ドライブ・マイ・カー』
濱口竜介監督の作品を立て続けに2本見た。一本目が『ドライブ・マイ・カー』で2本目が『悪は存在しない』である。まず、日本の現代邦画界に産み落とされた濱口隆介という才能の存在を祝せずにはいられない。これほどまでに作りこまれた脚本のテクストをかける人物は日本に存在しなかった。それは監督の作品がことごとく海外の映画祭で受賞していることからもわかることである。『ドライブ・マイ・カー』での車内の会話シーンは
もっとみる手前の人生語り合う会したい
スラップスティック'95
ごちゃごちゃと無意味なことばっかり考えてしまう。文学で人とつながるなんて無理なのかもしれない。そもそも露悪と後悔と情念しかなくてカタルシスに消化できていない時点でおれの文学なんて方がしれているよ。一体どうやってカタルシスを発生させればいいんだ、!全くわからない!最近ネットで知り合った中国人の女の子と会話をしている。その子は日本語がとてもうまい。中国に来てほしいと言われているのでいっそ爆速で行って初
もっとみる新約・自己受容の季節(短歌集)
眠りきな灯りの消えたキッチンの日東紅茶と君の髪留め
片耳でさびしさは鳴るテーラードの灰の裾から血は吹き出すの
浮ついた噂は沈む私をモリで一突き死海は4℃
陸橋の右端に立ちて感じたり東に登る死への予感を
わたしにならどんなことでもしていいよ痛点だけで空っぽなのさ
ソクラテス我々むちな哲学者手足を振ってよだれを垂らす
猫は空近く近くオリオンをみた、ばかだったね、と咎人の冬
きみどりのモヒ
ゲロの話(24/01/05)
※ゴア描写あり閲覧注意
今、つくばへ向かう途中、東京行きの新幹線で少し記事を書こうと思う。
昨年末にもらった頓服の精神薬が切れてきた。もしかしたら次回の通院まで持たないかもしれない。
昨日は帰省で唯一友達と遊んだ日だった。
中学の友人のリクエストでやったこともないパチンコに行き、何一つアツい演出もないまま速攻で1000円をスって終わった。おそらく、ぼくは今後2度とこれをやらないと思われる