【獣人処方箋】 Case.10「獣人たちのしたいこと」 (No.0075)




 前回少し書きましたが、組織だった獣人たちは指揮官と構成員に分担され、指揮された悪事を構成員がただひたすらに実行します。ここには構成員一人ひとりの知性も感情も倫理も一切ありませんから、命令されれば何でもするのです。


犯罪者集団である、オレオレ詐欺集団やヤクザ組織など正にそのものでしょう。


しかしこの組織の構成自体は、実際は正しい集団でもほぼ同じといって良いと思います。

やはり指揮官と構成員に分担され、現場で実行するのは多数の構成員であり、彼らは正しい集団であっても指揮官の命令で動くのです。


では獣人たちと正しい集団は同じなのかというと、当然全く違います。



獣人集団は、この組織を作る為に何をするのかというと、構成員たちを「全員愚か」にするのです。


そしてごく一部の指揮官だけをまともにしておくのです。

つまり指揮官と構成員の間に「格差」を作り出すのです。


この時に生み出される「格差」のジャンルは、知性、経済、肉体、精神、将来、夢、情報など多岐に渡ります。

人間に必要なほぼ全ての要素で格差を作り出すのです。

その格差を作り出す為に彼らは、暴力、嘘、苦しみ、痛み、穢れなどを使います。


これを使い構成員の人間性の全てを汚し破壊し、未来に希望を持てず知性も持てない様にして、自分たちの言いなりにして組織を維持運営していく手法が獣人集団の特徴です。



では一見似ていると思われる正しい集団はどうするのか?


正しい集団は「全員を賢く」します。


構成員全てを「賢く」し、それにより集団を維持運営していくのです。


これが正しい集団と獣人集団の大きな違いなのです。



世の中は、この正しい集団と獣人集団を同じだと言い張り、人々に苦しみを科し、そこから産まれる格差を自己責任と言って肯定させる雰囲気がありますが、そんな詭弁に騙されず飲まれないようにして下さい。


獣人たちは、自らを研鑽し正しくなる努力をせずに、周りを不幸にして「押し下げる」事で自分たちを「相対的」に高める事をするのです。


そうではなく、一人ひとりが研鑽し努力して「絶対的」に自らを高めていけば良いのです。


残念な事に、この獣人集団は「何処にでも」あります。


特に日本は指摘するまでもなく、生活のあらゆる所にこの集団が存在する事にもう気付かれているかと思います。


どうぞ獣人たちの「押し下げる」風潮に流されず、一人ひとりが力をつけていき、逆に獣人たちを滅ぼしていきましょう。


お気をつけ下さい。




【獣人処方箋】 Case.10


「獣人たちのしたいこと」 (No.0075)



おわり


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