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めちゃめちゃ好きだった選手が移籍することになっちゃった

これです。

悲しい。来年からはベイスターズの一員としてプレーしている姿が観れないのは本当に悲しい。
そして移籍先は同一リーグの嫌いな、いや、あまり好きじゃないチームに移籍することになってしまった。つまり来年からは敵なのである。

その一方で本人が決めたことなので仕方がないと割り切れている面もある。
個人的にはプロ野球選手は言わば「株式会社プロ野球」に所属していると考えている。プロ野球選手になってもどこのチームに在籍するかは運に委ねられている部分が多くを占める。
そんな中でFA権は選手が唯一自分の所属先を選べるチャンスなのである。
そしてプロ野球選手に限らず、環境を変えるというのは自分が更に成長するきっかけになるとも思う。

自分は子供の頃からベイスターズファンだったけれども、特定の選手を好きになるということがあまりなかった。チームが好き。故にそのチームに所属している選手は全員応援する。

そんな中で梶谷さんを好きになったきっかけを思い出してみる。
まず2012年。この年からチームの親会社はDeNAに変わり、新監督に中畑監督が就任。そして就任後、真っ先に梶谷選手に目を向けた(当時はほとんど実績がなかった)。その期待に応え、オープン戦でも結果を残し、開幕スタメンの座を獲得。しかし、シーズンを迎えると結果を残せず。それでも監督は起用し続けた。なのでファンからの当たりは相当きつかったと思うし、本人もつらかったと思う(確かそのようなコメントをしていた。そして自分も文句言ってました。すみませんでした)。

翌2013年。開幕当初も目立った成績を残せていなかったが、8月に一軍に再昇格してからは大活躍。まるで別人だった。それまでプロ6年間で3本だったホームランが8月だけで8本(最終的には16本だった)。それも飛距離がえげつなかったり、大事な場面での一本が多い印象。そこからは完全に欠かせない選手の一人になった。
その姿が本当にかっこよかった。前年苦しんでいた姿を観ていたからこそ、感動するものがあった。自分でも相当覚悟を決めていただろうし、かなりの練習を重ねたのだろう(と勝手に思っている)。それでファンになってしまった。文句言っててすみませんでしたの意味もある。中畑監督が期待し続けていた意味もこのとき分かった。

2013〜15年は、万年最下位だったベイスターズがちょっとずつ力をつけ始めている時期だった。だからこそこのときに主力として戦っていた梶谷さんには思い入れがある。
その後は怪我に苦しむことも多かったが、指を骨折しててもホームランを打ったり、代打で出て同点満塁ホームランを打ったり、思い出せるプレーは数え切れない。
今年はハマスタに1回しか行けなかったけど、その試合でサヨナラヒットを打ったときは本当に嬉しかった(写真はそのときのヒーローインタビュー)。

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来年ももちろんベイスターズを応援するし、来年こそ優勝してほしい。
それとは別で、敵だけど梶谷さんも応援してる。移籍という決断が、後悔のなかったものになるように。

最後に思い出の品。
2015年の奄美での秋季キャンプでもらったもの。
帰りの飛行機がたまたま同じで空港でサインしてもらったのも良い思い出。

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