【備忘録】2020年度 新コロ禍下のスタプラ推し事① 平瀬美里

先日の3月28日に、初めてnoteを書き、
その後続けて数記事を書き上げたところ、
ありがたいことに閲覧くださったり
「スキ」まで頂戴しましたことに感謝します。

つたなく雑で、主観まみれの泡沫ブログ記事ですが、
贔屓のスターダストプラネット・とりわけ3Bjuniorの現・元関係者が、
エンターテイメントの世界で魅せたものはnoteの世界でも残しておきたい、
それを改めて思い出させてもらいました。
リアルでもなかなか難儀することが多いので、また「空白」を生むかもしれませんが、
あれほどまでには間隔を開けずに、書き散らかしてまいります。
ということで、今回はタイトルどおり、忌まわしき最初の新コロ緊事言下以降2020年度末までの、
小生の推し事・すなわエンターテイメント観賞記を、しかしそうはいっても齢50歳、
もう記憶が無くなっている部分が殆どなので、魅せてくれたものの1割も書けませんが、
そこは、備忘録ですので、悪しからず!

さて、その栄えあるひと記事目は、これがなんと奇遇なことに、

先月3月28日に衝動的に復帰をさせる原動力となった、

平瀬美里!

彼女が、初の、それも主役を務めた舞台、


アリスインプロジェクト公演

アリスインデッドリースクール永遠

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その初日公演を思い出してみたい。


あの、ロッカジャポニカの後進グループであるB.O.L.Tを「学業専念で辞めて、事務所との契約も解除する」と公式発表から一転、スターダストプロモーションの新人部所属で活動を継続する、と分かったときは、当時の小生は、ちょうどその前の9月の「ももクロ一座・明治座公演」で、殺陣に触れたことから、その方面で引き合いがあっての残留だろう、なんて妄想したものだったが、それから半年も経たないうちに舞台出演、それも主役とくれば、決しておつよくはない小生でも、

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こんなに買っちゃった(8公演中5公演)www

結局、この4枚はすべて新コロのために中止公演となったが、そこまで引き立ててくれたアリスインプロジェクトさんへの感謝で払戻すことなく手元に残しているものね。
それほど小生にとっては進化を追ってゆきたいエンターテイナーである、みぃちゃん初の主演の初日は、この新宿の、

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シアターブラッツに、冷たい雨降りしきる夜19時、名うてのみぃちゃん推しが集まる中開演、当時は、途中換気休憩を10分挟む試行錯誤の中で公演が開始したよね。

①ストーリー

愛心学園の2年生である墨尾優(平瀬)は、漫才が大好きな高校2年生で、相方の百村信子(石川凛果)と、今日も授業開始前の朝、学園校舎屋上―ここは二人が漫才のコンビ結成を決めた聖地―で稽古がてらの日常を過ごす。そこでは、新聞部員・映画部監督と研究員・ソフトボール部崩れの不良・マンガ研究会員・科学部員・・・・と、さまざまな生徒が集い語る姿が、ごく当たり前に見られていたが、突然、轟音とともに「何か」が起こり、眼下の校庭や校舎内では、

人が人を食べている・・・

世界は、そんな地獄絵図へと変わってしまった。

やがて生徒会長・ソフトボール部員・保健委員らが屋上に避難して、階下では、先の天変地異的事象で死んでしまった者たちがゾンビ化して生き残った者たちを襲い、それに嚙まれた者はやがてゾンビと転生して、同じように生きた者を襲うということが繰り返されることをみんなに知らせて、この窮地をどう乗り切るかが話し合われる。

しかし、死に直面した場面では、おのおのむき出しの本音をぶつけ合い、屋上には次第に険悪な雰囲気が漂い始める。映画監督は、自分の受賞した賞は、実は友人が脚本から何からすべてを自分の名前にしてくれたおかげで取れたものであることを。怪我をして避難してきたソフトボール部員は、喫煙で部に迷惑を与えた不良をなじったり。そんな場面でも優は、持ち前の「ボケ」のスタンスで、天真爛漫にみんなに話かけてはボケを始めて、優よりは緊迫の事情を理解している信子が、戸惑いながらもそんな優に「ツッコミ」を入れていゆく。

そのうち卒業生で、今は自衛官である先輩らが屋上に現れ屋上の状況を確認、不安を隠さない後輩たちを勇気づけるために、みんなで夢を語り合ってはどうかと提案。その意をくんで率先して、昔はアイドルになりたかった!とカミングアウトした生徒会長、声優になりたい、人助けをしたい、それぞれが、死と隣り合わせの環境だからこそ、躊躇いなく大きな声で、なりたい夢を叫ぶ中、先程、不良の喫煙をなじった部員に謝るかのように、喫煙していたのは私、不良はかばって停学の肩代わりをしてくれたことをカミングアウトするキャプテン。そして、もちろん、

漫才師になりたーーい!

と、疑うこともなく屈託ない笑顔で大声で叫ぶ優と、優しく微笑んで相槌を打つ信子。こうしていつしか、バラバラだった屋上の生徒らが一つになった光景に、必ず助けにくると誓う先輩自衛官。そして、食料を調達しに行ったり、さらに生存者がいないかを確かめるべく、一部の者たちは、一旦屋上を後にするのだが・・・。

屋上では、アイドルになりたい!とその夢を、やや恥じらいがちに叫んでいた生徒会長は、実はすでにゾンビに噛まれていた手負いであり、自分が徐々にゾンビ化する変化を感じ取っていた為、自分を師と尊敬してくれている後輩の書記に以後を託して、自ら焼却炉に身を投げてしまう。また、先程勇気の喫煙をカミングアウトしたソフト部のキャプテンは、こちらも屋上に避難する前に実は嚙まれていて、卑怯者は長生きできなくて当然ね、と自嘲気味に語り、汚名を着てくれた不良に、「ソフトボール辞めるな!」と、渾身の叫びを残して、科学者が窮地を脱するために作った爆弾を起爆させて散華・・・。

そしてもう一人、信子もまた、皆が逃げて行った屋上にひとり待っていた優の前に、傷だらけになって戻り、どうやらゾンビに襲われ噛まれたらしい。そんな信子を前に、さしもの優も悲しげな表情を浮かべるが、それでも、コンビは二人でひとつ、私は信ちゃんとともに居たい、と、やがて自分を襲うかもしれない信子の傍にいるために、懸命に漫才のネタを語りかける優。そんな優に、あなたは生きなさい、と言わんばかりに、弱々しくも「もういいよ、ありがとうございました」とツッコんで締めて、これ以上は優に襲い掛かること自覚しているので、自ら屋上から去る信子。

いよいよ残されてしまった優であったが、突然の携帯電話の着信音とともに、死んでいったはずの生徒会長やソフト部の面々、科学者や映画部員ら、さっきまでの屋上メンバーが目の前に姿を現し、優に「これは夢?たくさんある可能性のひとつ?でも、あらゆる方向に明日はある、選ぶのは優自身だ」と示し、もちろん信子も現れて、「もう優はピンだってやってゆける、だから自信をもって、どうするのかを決めて!」と語りかける・・・。

開けた一夜、意を決したかのように起き上がった優は、リュックを背負い優しく微笑んで、

今日は、どこへゆこうかな?

とひとり屋上から出てゆく。

②役者・平瀬美里

まあ、トーシロの小生が、ましてや贔屓筋のことを書くんだから、基本的にべた褒めなわけですが、でもね、そこは「一歩引いて」が心情のトーシロ。今思い出しても、というか、3月に、この初日公演の定点カメラによる配信イベントがあったんだけど、やはりそれを思い出しても、どうしてもまずは「セリフ」を言う、って感じはあったね。もちろんそれが演劇の第一歩で間違ってはいないけど、みぃちゃん本人も、配信後の感想で、「(ほかの演者さんと違い)セリフの言い回しとか、全然違う(劣る)」と言っていたし、後のトークポートというアプリでのお話特典会でも、自分にそんな趣旨を話してくれてたね。この辺は、それこそ経験だと思うが、でもね、この当時キャリアでは新人のみぃちゃんだけど、他と引けをとらないと胸張って思えたのは、

舞台度胸と声量

これは賞賛だった。アイドル時代でも自分たちのステージで1000人前にした経験と、歌唱としての声量が、役者としてのそれに十分足りていると思えたね。あとは、セリフの言葉の意味を、ホントひとつひとつ咀嚼して、それこそ辞書めくって調べていいから、その意味を把握して、役柄として発すると、おのずと表現力もついてくるんじゃないかしら?

また、最後の部分なんかは、みぃちゃんらしい、前向いて周囲を元気にする、という面が優に乗り移った、という気にさせらたもの。というのは、その前年の12月に、同じ墨尾優役を、3Bjuniorの同僚。葉月智子(ちょも)が演じたんだけど、そのストーリーは、このみぃちゃんが演じた後の部分が主題のようなもので、しかもそこでは、優の運命を先の時代から好き勝手に動かしているかのようであるため、怒りや戸惑いを表現しないといけない・180度性格が変わるようだったので非常に演じるのが難しかったのでは、と思えたからね。初回の舞台で、そこまで複雑な役柄ではなかったのはなによりだったんじゃないかしらね。

③先輩役者さんたち

ちょも主演の作品で、同じくソフト部崩れの不良・紅島役を演じた、羽柴なつみさんは、次回の小生のブログ記事で書く予定の、鈴木萌花・もえちん出演の舞台にも登場するなど、3Bjunior関係者と共演が多くなった役者さん。SNSでは、どうやらフリー、事務所とは契約していない感じながらフォロワーも多いみたいで、なかなかの有望株みたい。背も高めで舞台映えしていたなあってのが印象的だったけど、声も強かったし、これから我が贔屓たちと、さらに共演増えるとうれしいね。

その紅島に煙草を肩代わりしてもらったキャプテン高森役の、池澤汐音さんは、屋上に逃げた登場から、爆死するまで、終始不安で、うつむきがちだったり泣きそうな表情だったりと、今思えば、すでにゾンビに噛まれての後だったので、そりゃ当たり前だけど、しかしそれがまさに役になりきるということなんだなあとトーシロは脱帽なんです。なんせ彼女も、ちょも主演作でも同じく高森役で、爆死がよく取り上げられるけど、いやいや、2作連続で舞台上終始ゾンビ化への恐怖や自死の決意を持ち続けたことが大変だったなと思うね。その他、この後、やはり小生が書く予定の、葉月智子の別の出演作品で共演する人や、この後にアイドルとして活動も始めて、みぃちゃん目当てのファンの一部にも好評となった人などもいて、こうしたスピンオフも楽しめる世界だねと思えたね。

先述のとおり、残念ながら公演はこの後1回の計2回で打ち切りとなってしまったが、少なくともみぃちゃんファンへの復帰のあいさつとしては、余りあるほどの舞台を見せてくれたのは間違いなかったね。劇中歌い踊る場面が数回あるんだけど、そこはもう、全く先輩方に劣らない、いや本職としてセンターを務めるにふさわしい動きだったしね。

この1年が空白でなければ、

優の最後のセリフじゃないけど、

みぃちゃんとして、

どこに行っていたのかなあ

そんな異次元世界も覗いてみたいね。



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そんなみぃちゃんが、

あの3月28日の「発表会」の挨拶で言っていた、

いつかいいお知らせしたい!

が、早くも現実に!


来月5月6日から9日まで

新宿村LIVEで、

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こちらの舞台に出演決定!

あのね、この、出演者リストなんですけど、

二列目という、

またもや主要キャスト的な、

序列なんすよ!

さらに、この演劇、

トメに、

芳本美代子さん!


物おじしない、みぃちゃんのことだから、

もちろんまだまだ新人らしく、

思いっきり演じてきて、失敗もして、

またまた大きく進化してくれるだろうね。

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他にも、小生の数少ない観覧舞台でも見かけたことのある、
若い俳優さんも出ていて、早くもスピンオフが楽しめる!

チケットは前日ぐらいまでは確か、
↓のカンフェティで発売中なので、ぜひ、足を運んでみてください!

https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=60740&

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