アメフラっシ ロマンチックコンポートVol.60(4/18) 観賞記

「白金」といえば、「シロガネーゼ」なる、有閑マダムを揶揄するような言葉さえ生まれるほどの、都内10指に入る高級住宅地だが、白金高輪となると話は別で、魚籃坂下の当たりに地下鉄の駅が出来るまでは、徒歩でゆくにはなかなか時間がかかった場所で、町の感じもどちらかといえば下町って部類に入るかな?(住んでおられる方いましたらすみません田舎者が言い過ぎました)
そんな白金高輪駅から徒歩で7分ほどに、いやあ小生は初めて足を踏み入れたは、ここ、

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白金高輪SELENEb2というライブハウスで、我がアメフラっシが、表題のライブイベントに出演したので、そちらをレポート。

明日朝には仕上げる予定のものが絡み、開演12:40のところ、12:55に会場へ潜入。立地は白金というより、住所地もそうだが、港区三田で、そばには慶応女子高がある、これはこれで由緒ある町だけど、しかし、ここはまさに、

地下アイドルが、
いつか日の目を見るために、
凌ぎを削るライブハウス

というのがピッタリなライブハウスだったね。文字通り地下1階のフロアを進めば、無機質な地下室にも思えながら、しかし照明やスポットライトがしっかりとアイドル達を照らし出す、夢のような空間に、13:00からの本編トップを務めたのは、

・Peel the Apple

という9人組の、白いドレスタイプの衣装のアイドル達。いきなりの歌い出しが、生歌!となれば症候群の小生も聴く姿勢が正され、しかも最初の2曲が、恋愛よりは励まし系の歌詞の曲と聞き取れたので、地下的なものじゃないかな?と想像すれば、次の挨拶で、

26時のマスカレイドの、
新メンバーオーディションに、
残った人間が集まったグループ

だという。まさに、天に昇れず地を這う者達を見ていると言っても過言じゃないシーンだと思ったよ。
そんな小生の思いを裏付けるように4曲目には「首の皮一枚繋がった者・捨てる神あれば拾う神あり・プリンセスになれなかったシンデレラは」みたいな、自分達はニジマスメンバーになれなかったことを認めつつ、そこから這い上がる!みたいな曲をぶつけてきて、最後も、恋愛じゃない前向き励まし系ソングで締める。
決して上手い・とびきり美形とは違う(言うのは好きでないが)、そんな9人だけど、地下のライブハウスというシチュエーションもあり、なんか印象に残ったグループでしたな。

さて、でも思えば次の彼女達も、メジャー組には遅れをとるままもう7年、しかしあらゆる力を本当に身につけて、まったくメジャーアイドルと遜色ない姿となっていて、Peel the Appleの手本みたいじゃないか!前を務めた者達の想いを繋いで、白金高輪から羽ばたけ!

・アメフラっシ

30分持ち時間だから、出囃子ありかな、と思ったが曲を目一杯なんだろう、上手から普通に登場して、まずは、

1 BAD GIRL

もえちんが、わざと音程と違うキーで歌ったり、愛来がフェイク気味に歌ったり、意外と挑発的な感じになっていて良いね。そして、

この会場
照明やスクリーンが
非常にきれい

彩り鮮やかだったり、模様がたくさん映ったり、時にはメンバーが映ったりと、でもステージを邪魔するほどでないのも良かったかな。

ラストではなちゃんが、何かを落として笑う!?愛来にしっかりして、なんて弄られての挨拶で、ここで事件www、

自己紹介最初の市川優月
まったく堂々と、
高校2年17歳と言い切る!

えっ?あなた3年生だろ!だろ?かな?いや?ひょっとして俺が間違いか?だって、

はなちゃんも、
高校2年生って挨拶してるし!

www。後の特典会で、ゆづに言ったら、間違えた自覚があったみたいで、はなちゃんは釣られたらしい。しかしおぢさんは、しばらく悩み続けて、次の、

2 michi

にしばらく入れんかったwww。
曲前にもえちん、一緒に踊ってほしいと、指先を左右に突き出すところをレクチャー。愛来のこぶし効かせもますます堂に入ったものだね。

3 フロムレター

普段ならイントロ後に愛来が下がるところ、今日はフェス仕様か、下手端に残って、ユニゾンパートでは一緒に歌唱も。初めてかな、フルコーラス居残ったのは。後の特典会で、これからは人のパートも歌っちゃえば?なんて、焚き付けたが、単独ライブなどは、多分いつもどおり3人で歌うでしょうか。

4 メタモルフォーズ

改めて、サビの部分で、もえちんが「跳んで~!」に我々が跳ねるんだけど、これ良いね!メタモは、どちらかといえば、彼女達の緻密なダンスを見るって曲だったが、あそこで参加型になるの、良いわ。確かに、総じてアメフラっシ曲は参加タイプ少ないから、新たな展開になったかも。
ただ、先述したとおり、照明が良かったけど、唯一、あの手の細かい動きを見せる部分が、ステージやや暗かったのは残念かも。

ドラム音のリズムに乗ってもえちんが、オッオッオッオオオー!のフリをして、はなちゃんも続き、なぜか愛来が自由に踊り、そんなのみんな踊れねえ!と的確に突っ込むゆづ、と、さすがのチームワークを見せてから、最後の、

5 Staring at you

愛来のラス前の「Staring at you」のフェイクも素晴らしく伸び伸び入るし、ゆづも無理なく歌えてるし、ここももえちんも積極的に、跳んでとか一緒に、って煽るし、羽田以来客席を巻き込もうという意識が高まっているね。アイドルって感じから、歌も踊りもという感じに変化してるので、アイドルフェスで食い付きはどうか?ってのはあるが、ハマる人はいると信じて、この路線に乗ってみても良いのかもね。

今日最後の組は、小生最近見に行ったフェスで、残念ながら入れ違いや帰宅後でしっかり見ていなかった、

・ナナランド

今日はすべて最後まで見たが、まずは「冗談じゃない」で、安定の上げってところから、「バッキュンバッキュン」と、こちらも典型的アイドルソングを続けてくる。確かにうちらとは違うが、アイドルってくくりなら、こうなるんだろうか。
挨拶挟むが、ここで赤の彼女が衣装か何かにアクシデントか、緑のリーダーと一旦捌けると、繋いでの指示に、ピンクの彼女が告知したアコースティックライブの話を引っ張り、黒の彼女も回すなど、なるほど他所のグループのハプニング対応を見るのも良いね。
大したアクシデントではなく、赤の彼女もにこやかに戻り、3曲目は昔もしかしたら聞いたかも!?の、モンスターみたいな曲で、これもスクリーンがお化けやドラキュラみたいになり素晴らしく、さらにラストの「ゼンブワザト」という曲は終始歌詞が流れるスクリーンと、本当に照明スクリーンは地下ではない「地上の力」を見せつけたね。また、この曲、まねきケチャの「きみわずらい」に非常に雰囲気似ていて、これだけ調べてみたが不明も、それくらいの良曲で、リーダーの歌う表情が芝居じみていて入っているのも良かった。やはり、見ていて損はないというグループでした。

そして特典会では、なんと驚くべきことに、スタッフの人数が足りなくて助っ人と、問わず語りに話していた、

エビ中の
藤井ユーイチ校長!

いやあ、腹が出てる出てるwww。いま、エビ中は新メンバー、ukkaは水春ショック癒えずと、なかなか香ばしいだけに、ここでしばらく避難していていいよwww。そんな彼に券を渡して、

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という具合に収まってから、次の現場へ離脱。

3組とも、ニジマス・ももクロ・まねきと、上がなかなか強い(うちはとてつもなく強いT_T)のが共通といえるが、それぞれ固定ファンがついていて、それなりに特典会も集まっていたね。なかなかイベント打つのも難しいから、まして曲増やすとかも厳しいだろうが、すべきことはしっかりしていれば良いし、それは出来ていると見受けられるグループだから、これからもしっかりと活動していってほしいね。

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