タロットネタからふと思いだしたカバラ十字の話と中心軸

タロットの話題で生命の樹の話になった時に、カバラ十字という西洋魔術の儀礼が話題になることがあります。キリスト教的な世界観を参照して作られている儀礼なので、私自身は日常使いすることはないのですが、外国人の目線で検証してみると身体操作としても興味深かったので記事にしておきます。

手順の例)

1.アテー(汝)と詠唱しつつ、額に剣を向ける
2.マルクト(王国)と詠唱しつつ、胸に剣を向ける
3.ウェ・ゲブラー(峻厳)と詠唱しつつ、右肩に剣を向ける
4.ウェ・ゲドュラー(慈悲)と詠唱しつつ、左肩に剣を向ける
5.ル・オーラム・エイメン (永遠に、かくあれかし)、と詠唱しつつ、 両手胸の前で剣を上に向ける

※詠唱時は声は振動させるとされる 
※儀礼用の短剣を持って行う(もしくは手を剣に見立てて行う)

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